Snapchat最新レポート:Z世代のコミュニケーション方法とARコマース 4兆4千億ドルの購買力を持つZ世代のSnapchatユーザーを分析
2022.04.18
2022.04.21
スマートフォン向けの写真共有ソーシャルアプリ「Snapchat(スナップチャット)」を運営する米Snap(本社:米国 カリフォルニア州、共同創業者兼CEO:エヴァン・シュピーゲル)は、SnapchatユーザーにおけるZ世代のコミュニケーション、つながり、消費の方法の変化についての調査を行いました。
概要
昨年、Snapchatユーザーを対象に調査を行ったところ、Z世代が持つ消費力は4兆4千億ドルになることが明らかになりました。今年はさらにZ世代のSnapchatユーザーが持つ購買力とコミュニケーション方法について詳しく調査しました。調査はCrowd DNA社の協力のもと、16か所の市場における19,000人以上を対象に調査を実施し、Z世代のSnapchatユーザーの核心に迫りました。
今回の調査では、Snapchatユーザーの特徴となるユニークな行動と、特にZ世代で見られる特徴を4つの大きなカテゴリ(アイデンティティ、コミュニケーション、コマース、つながり)に分けて着目しました。調査で判明したZ世代の特徴として、ホンモノであることに価値を置くだけでなく、拡張現実(AR)を利用して、人々のつながりやショッピングの仕方を変容させていることがわかりました。
ユニークなオーディエンス
直近2年間を見ると、SnapchatユーザーとZ世代に大きな変化はありませんが、自分の姿を表現する方法は変化してきています。幸福への配慮、人間関係を大事にする、楽しさといった価値観が、中心的になってきています。これらの価値観は、友人だけでなく、ブランドや広いコミュニティとの関わり方にも影響を与えています。
アイデンティティ
スナップチャットは、人々が自由にその瞬間を生き、自分らしくいられる場所でありたいと考えています。世界中のSnapchatユーザーたちは、自分らしさに価値を置き、周りからの期待といったプレッシャーがあっても、ありのままの自分でいることを重要視しています。
コミュニケーション
現代はまさにビジュアルコミュニケーションの時代です。その先頭を走るのがSnapchatユーザーです。Z世代の95%が友人とメッセージをやり取りする際に、何らかのビジュアルコミュニケーションを利用したことがあると回答しています。この世代は、コミュニケーションを再定義し、よりクリエイティブでインタラクティブな方法で自分を表現し、楽しみながら人とのつながりを深めています。すべてのスナップが、彼らの人生で起こったことを共有するツールなのです。
コマース
特にZ世代は、より没入感のある体験を期待しています。Snapchatユーザーは、購入前から購買意欲を高めたり、ARで商品を試着したり、友人や家族と相談することができます。店舗に出向くのが面倒な時でも、友達の都合が悪い時でも、スナップチャットでショッピングをすれば、より便利でソーシャルな体験が可能です。実際スナップチャットは、Z世代が購入したお気に入りの商品をシェアしたり、ショッピングするためのプラットフォームの第1位となっています。
ショッピングにARを利用する主な理由
- 自分に合ったサイズやスタイルを確認したいから
- ショッピングのプロセスを簡単にしたいから
- オンラインでより楽しく、よりソーシャルなショッピング体験をしたいから
- 友人・家族の意見を聞いて購入したいから
つながり
Z世代は、友人関係、ブランド、広いコミュニティに、意義やガイダンスを顕著に求めています。Snapchatユーザーは、より強い人間関係を築き、よりクリエイティブでより便利な方法で人とつながることができます。これは、ブランド自身も新しく革新的な方法でユーザーとつながるべきだという考え方を意味しています。実際、Z世代の約半数は、ARレンズ/フィルタを使用することで、ブランドとの結びつきをより強く感じられると回答しています。
全体として、スナップチャット世代は、ありのままの自分を見てもらいたいと願い、世界をより良い場所にしたいという価値観、前向きな希望、願望を持っている、非常にパワフルでユニークなオーディエンスです。彼らは、自分たちがいる場所でつながりを持ってくれる信用できるブランドを求めています。
【Snap Inc. とは】
Snap Inc.はカメラカンパニーです。当社は、カメラを改革していくことにより、私たちの生活やコミュニケーションの方法を、更に素晴らしいものにできると考えています。 ユーザーの皆さまが自己表現の世界を広げ、毎日を楽しみながら世界を体験し、その喜びを仲間と分かち合うことができるようにすることで、人類社会の発展に貢献していきます。