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トランスコスモス、「Dynamic Yield」 社とソリューションパートナー契約を締結

時計2021.06.17

更新2021.06.17

パーソナライゼーション最新サービス「No Consent, No Cookies」ソリューション提供開始

トランスコスモス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼COO:奥田昌孝)は、Dynamic Yield Inc.(本社:ニューヨーク州 CEO:Liad Agmon 以下、Dynamic Yield社)と、ソリューションパートナー契約を締結しました。本契約締結により、パーソナライゼーションプラットフォーム「Dynamic Yield(ダイナミックイールド)」を活用し最適なユーザー体験を実現するソリューションの提供を開始します。

トランスコスモス、「Dynamic Yield」 社とソリューションパートナー契約を締結

背景と概要

AIを活用したPersonalization AnywhereプラットフォームDynamic Yieldはパーソナライゼーション分野のグローバルプレイヤーであり、Web、アプリ、メール、キオスク(固定情報端末)、IoT、コールセンターなど、あらゆるユーザーとのタッチポイントでパーソナライズされた顧客体験可能なプラットフォームを提供しています。また、マクドナルドやIKEAなどの企業をはじめとして、Eコマース、金融サービス、旅行、ゲーム、メディア業界など300以上のグローバル企業がDynamic Yieldを利用しています。なお、2019年3月には、導入企業の1社であった米マクドナルド社の独立子会社となり、同社のDX推進の根幹をなしています。

Dynamic Yieldは業界最高の機械学習と予測アルゴリズムを使用して、各媒体において、リアルタイムでコンテンツの出し分けを行います。ユーザーがどういった方なのか、どういったコンテクストなのか、どのようなセグメントに属したユーザーなのかを元にして、合理的にユーザー体験を創出します。これにより、お客様企業に対し、長期的なビジネス価値を加速させることを可能にしています。

また、Dynamic Yieldは、パーソナライゼーション最新サービスとして、プライバシーコンプライアンス遵守に向けた取り組みに尽力しています。2020年12月にリリースした「No Consent, No Cookies」ソリューションでは、クッキーレス同意の提供により、お客様企業とユーザーとの信頼関係を新たなレベルで確立しています。

現在、市場における大半のユーザー同意方式は、オプトアウト要求を処理するためにクッキーを使用しています。この方式の場合、ユーザーが正式にオプトインする前に、特定のA/Bテストを実行したり、パーソナライゼーションを実行したりするためにクッキーを使用してしまうため、GDPR(一般データ保護規則)ガイドラインに反することになります。最新のEUのGDPRでは、マーケティングやパーソナライゼーションの目的で個人情報を収集・処理する前に、Webサイトのユーザー側で明確な同意を取らなければならないとされています。

「No Consent, No Cookies」ソリューションを使用することで、お客様企業はクッキーを使用せず、ユーザーの行動追跡なしにオプトインとオプトアウトのリクエストを処理し、コンプライアンスを確実なものにします。「No Consent, No Cookies」ソリューションは、パーソナライゼーションとプライバシーのバランスをとるというDynamic Yieldの長年の取り組みのうえでの最新サービスとして展開していきます。

Dynamic Yieldは、上記の「クッキーレス同意方式」のみならず、「複数プロダクト契約することなくワンプロダクトで合理的なユーザー体験を創出できる点」「高性能なレコメンド機能」「従来人力であったマーケティングシナリオ設計をAIが自動化できる点」に、特に大きな優位性を担保しています。

Dynamic Yield社よりコメント Dynamic Yield Inc.
Japan Country Manager Evan Burkosky氏

「Dynamic YieldのAI駆動パーソナライゼーション・プラットフォームが日本市場にもたらす潜在的な力は計り知れません。“ブランドは、顧客体験全体をレベルアップさせるだけでなく、高度に洗練され、合理化され、効率的な方法でそれを行うことができるようになります。さらに、世界経済が直面しているCOVID-19危機の課題や、自宅での買い物のニーズが加速していることを考えると、私たちは日本のEコマースを支援することに専念しています。Dynamic Yieldを利用することで、当社のお客様は、国際的に有名な日本の「おもてなし」の顧客サービスをオンラインで提供することができ、デジタル顧客体験を向上させることができます。EC業界で非常に確立された専門家のトランスコスモスとパートナーシップを組んで、とてもうれしく思います。

Dynamic Yield社について

会 社 名:Dynamic Yield Inc.
所 在 地:22 W 21st Street, New York, NY 10010, USA
代 表 者:Liad Agmon(CEO)
事 業 内 容:「Dynamic Yield」の開発、販売
U R L:https://www.dynamicYield.com/

日本支店
所 在 地:東京都中央区銀座6-10-1 Ginza Six 13F
代 表 者:Evan Burkosky(Japan Country Manager)

トランスコスモスのEC支援サービスについて

トランスコスモスはEC市場の拡大にともない、お客様企業のEC事業規模、お客様企業内におけるEC事業の位置づけなども考慮したうえで、売上の拡大、新規立ち上げ、事業の再構築などの支援メニューを多数ご用意しています。コンサルティングからECシステムの構築、委託する業務の切り分け、マーケティング戦略、カスタマーサポートから配送までのEC事業を総合的にサポートします。

EC-Xについて

トランスコスモスが提供するECソリューション『EC-Xシリーズ』では、お客様の課題に合わせたソリューションをご用意しています。
ECXサービス特設サイト:https://transcosmos-ecx.jp/

トランスコスモスのデジタルプロモーション支援サービスについて

トランスコスモスは最先端の広告技術を活用し、お客様企業のプロモーション戦略を支援しています。Dynamic Yieldのパーソナライズデータを活用した、Google, Facebook広告戦略をはじめとして、アドテクノロジーの積極導入による最先端のソリューションと実行体制で、お客様企業のデジタルプロモーションをサポートします。

※トランスコスモスは、トランスコスモス株式会社の日本及びその他の国における登録商標または商標です
※その他、記載されている会社名、製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です

トランスコスモス株式会社について

トランスコスモスは1966年の創業以来、優れた「人」と最新の「技術力」を融合し、より価値の高いサービスを提供することで、お客様企業の競争力強化に努めて参りました。現在では、お客様企業のビジネスプロセスをコスト最適化と売上拡大の両面から支援するサービスを、アジアを中心に世界30の国と地域・166の拠点で、オペレーショナル・エクセレンスを追求し、提供しています。また、世界規模でのEC市場の拡大にあわせ、お客様企業の優良な商品・サービスを世界48の国と地域の消費者にお届けするグローバルECワンストップサービスを提供しています。トランスコスモスは事業環境の変化に対応し、デジタル技術の活用でお客様企業の変革を支援する「Global Digital Transformation Partner」を目指しています。

関連リンク

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