株式会社TAGGY（東京都港区、代表取締役社長：石上裕、以下TAGGY）は、株式会社ブレインパッド（東京都港区、代表取締役社長：草野 隆史、以下ブレインパッド）と共同で、インターネット広告、サイト内プロモーション、および購入後のCRMまでをワンデータで統合する国内初（当社調べ）のマーケティングサービス「OPUS（オーパス）」を開発し、本日より提供開始しました。（※OPUSはOmotenashi Platform for User Satisfaction の略）

OPUS（オーパス）とは

「OPUS」はWEBサイトのマーケティングに必要なさまざまなユーザーアプローチを包括的に一元管理できるサービスです。今まではインターネット広告（外部プロモーション施策）とサイト内販促（内部プロモーション施策）およびその後のCRM（ロイヤルティ施策）とがそれぞれセクション毎に分断されており、せっかく溜めた顧客理解のためのデータも有効に引き継がれておらず、非効率なマーケティング活動になっていました。「OPUS」はこれらの施策を統合しワンデータで紡いでいくことでデータ資産の有効活用を促進し、結果としてCVRのアップ、CPAのダウン、LTVの最大化など、相乗的にマーケティング効果を引き上げることが可能となります。

たとえば「OPUS」から配信されたインターネット広告をユーザーがクリックしサイトにランディングした際、そのユーザーの興味関心やステイタスに応じて適時データドリブンにサイト内販促、WEB接客を行うことで、より効率的にコンバージョンに導き、広告効果（CVR、CPA等）を大きく改善することができます。

また購入後の継続接客（CRM）までも、それまでのカスタマージャーニーから蓄積された有用なデータ資産を正しく活かし、紙媒体も含めた様々なチャネル、タッチポイントを活用することでユーザー満足度の最大化を図り、商売の本質である長期的な顧客との関係構築（LTV、NPS等）の根本改善も可能となります。

「OPUS(オーパス)」の概要

今回「OPUS」をブレインパッドと共同開発したことで、国内トップクラスのDMP「Rtoaster」のパーソナライズデータを様々なアクションで活用することが可能となりました。

たとえばサイト内レコメンドのデータがサイト外でもレコメンド広告として使えるようになり、最も効率よくユーザーを自社サイトに呼び戻すことが可能となります。「Rtoaster」とのデータ連携で、ユーザーのサイト内での振る舞いデータがそのまま広告クリエイティブ生成にも活かせるため、たとえばカートの中に商品が残っているユーザーにはその商品の購入をリマインドをしたり、実際に購入した履歴のあるユーザーには併売やリピート促進に繋がるCRM目線でのオファーができるなど、ユーザーステイタスに応じてリアルタイムに表示アイテムを最適化することができる国内初の広告モデルが実現しました。

またサイトランディング後の販促メニューも単なる商品のレコメンドのみならず、クーポン配信、チャット誘導などのWEB接客やコンテンツ最適化など、これらも「Rtoaster」のパーソナライズデータと連携してユーザーに最適なタイミングで最も欲している情報をオファーすることが可能となり、パフォーマンス改善に大きく貢献することができます。

今回の共同開発では、広告アプローチのプロフェッショナルであるTAGGYとビッグデータ活用・分析のプロフェッショナルであるブレインパッドが組むことで、ユーザーを最も正しく理解し、その状態変化に応じてリアルタイムにメッセージを最適化させた多彩なマーケティングアプローチが可能となりました。

広告、サイト内プロモーション、CRMなど、すべてマーケティング活動の一環でありながら、今までは縦割りでデータ連携も疎かにされていたそれぞれの施策を、「OPUS」によってしなやかに繋ぎ、「すべてはユーザー満足度のため」という商売の原点に立ち返ることでWEBマーケティングのあり方を再定義していきたいと考えています。

これからもTAGGYは、ブレインパッドと共にそれぞれの強みを掛け合わせた「データドリブンな顧客接触」という方法でデジタルマーケティング領域における様々なパフォーマンスの改善に取り組んでまいります。

関連リンク

●株式会社TAGGY
●TAGGYがブレインパッドと共同開発国内初、広告からCRMまでをワンデータで統合するマーケティングサービス「OPUS（オーパス）」を本日より提供開始