SMN株式会社(本社:東京都品川区)は、2021年6月23日(水)付で、井宮 大輔(いみや だいすけ)が代表取締役社長に就任しましたことをお知らせいたします。
就任の背景と井宮の経歴
当社は、成長が見込まれる国内インターネット広告市場において、「技術力」を強みにアドテクノロジー、マーケティングソリューションへの継続的な投資を行い、さらにデジタルソリューション領域にも積極的に投資しています。しかし、昨今のインターネット広告市場は、クッキーの第三者利用が制限され、ビジネスモデルの見直しが迫られています。当社は、このようなアドテクノロジー技術そのものの変化の影響を受けない近接領域へ事業領域を広げようとしており、特にマーケティングに関わる領域で「技術」を使ったソリューションの強化を目指しております。
このような中、エンジニアのバックグラウンドを持つ井宮を新しく代表取締役社長に迎えることで、当社の「技術力」がさらに強化され、事業環境の変化に柔軟に対応でき、今後さらなる成長戦略を実行していけると考えております。
新しく代表取締役社長に就任する井宮は、2000年にソニー株式会社に入社し、ソフトウェアエンジニアとして主力製品の技術開発を担当。2006年27歳の時にはウォークマンのマルチメディアソフトウェア開発リーダーに抜擢され、ソニーモバイル株式会社に移ってからは、Xperiaのビデオアプリ開発リーダー、スマートホームサービスの開発プロジェクトマネージャーなどを歴任し、同社の機器開発を牽引しました。Qrio株式会社の社外取締役としては、経営への理解を深めながら、新規開拓営業、資金調達なども経験しています。
エンジニアとしての技術開発能力やIoTなどの最先端テクノロジーに対する深い知見があるだけでなく、新規事業の立ち上げ、異業種企業とのパートナーシップ構築、社外取締役としての経営などの実績を買われ、このたび新社長に抜擢されました。
SMN株式会社 代表取締役社長に就任する井宮のコメント
新型コロナウイルスの拡大により、世界は経験した事のない危機の中にあります。しかし過去の歴史から見ても、危機の後には人々は必ず立ち上がり、大きな変化を起こしています。既に、これまで普及が遅れていた領域におけるリモート化の推進など、変化が始まっています。今後もインターネットを中心とした世の中の変化は加速度を増すと考えております。
我々は「情報通信技術の進歩を人に優しいかたちにして、愉快なる未来を創る」という理念の元、サービスや商品を人々とつなぐ広告配信サービスや、マーケティングソリューションを展開しています。
マーケティング業界においても、人々のライフスタイルの変化や、デジタル化推進によるデータの増大、人工知能の発達とそれに伴う規制など大きな変化が予想されます。しかし、変化は進化を産みます。我々は、より良いマーケティングサービスをグループ一丸となって考え尽くし、取り組んでまいります。
井宮 大輔(いみや だいすけ)
【生年月日】1976年5月19日生
【略歴】
2000年4月:ソニー株式会社入社
2012年8月:ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社
2017年8月:Qrio株式会社 取締役(非常勤)
2018年4月:ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
2020年4月:ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
IoT事業部・ビジネスプラットフォーム部 部長
2021年6月:当社 代表取締役社長(現任)
SMN株式会社
< https://www.so-netmedia.jp/ >
2000年3月に設立。ソニーグループで培った技術力をベースに、マーケティングテクノロジー事業を展開しています。「技術力による、顧客のマーケティング課題の解決」を実現するため、ビッグデータ処理と人工知能のテクノロジーを連携し進化を続けています。現在、DSP「Logicad」、マーケティングAIプラットフォーム「VALIS-Cockpit」のほか、テレビ視聴データ広告配信サービス「TVBridge」を新たに提供するなど、マーケティングに関する様々な課題解決を実現しています。
※記載されている会社名、団体名、商品名、サービス名は各社、各団体の商標または登録商標です。