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ファンコミュニケーションズ、データを駆使し広告効果を最大化するシステム基盤にOracle Autonomous Databaseを採用

時計2019.10.24

更新2019.10.24

日本オラクル ファンコミュニケーションズ

広告サービス向上に向け、アプリケーションのパフォーマンスおよびサービスのアップタイムを強化、BYOLおよびRapid Start Serviceの活用により低コストでの移行を実現

背景と概要

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、執行役社長:フランク・オーバーマイヤー)は本日、株式会社ファンコミュニケーションズ(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:柳澤 安慶)が、同社が展開する成功報酬型アドネットワークの主要サービスであり、約2万社の広告を260万のサイトに24時間365日配信する*アフィリエイト・ネットワークサービス「A8.net(エーハチネット)」のデータベース基盤として自律型データベース「Oracle Autonomous Database」を採用したことを発表しました。新しいデータベース基盤により、基盤部門の手を煩わせることなく、広告主企業およびメディア会員のデータ増加に対応する拡張性を備え、より優れたデータ活用基盤を実現します。ファンコミュニケーションズでは、「Oracle Autonomous Database」の自律機能および「Rapid Start Service」を活用し、より迅速かつコスト効率の高いデータベース基盤移行を行っています。
* ファンコミュニケーションズ調べ(2019年6月調べ)

ファンコミュニケーションズは、「プロシューマー・ハピネス ~ 私たちは「生産を楽しむ消費者」を応援します」という経営ビジョンのもと、国内最大級のアフィリエイトサービスを提供するアフィリエイト・ネットワークサービス「A8.net」、スマートフォン向けアドネットワーク「nend(ネンド)」などの成功報酬型アドネットワークサービスを中心にインターネット広告関連事業を展開しています。同社の成功報酬型アドネットワークサービスでは、成果情報に基づき広告配信が最適化されるため、広告主は費用対効果に優れた「効果の見える」広告プロモーションを展開できます。

同社では、アフィリエイト・ネットワークサービス「A8.net」を支える基盤を他社クラウド上で稼働する「Oracle Database」で構築し、外部のデータベース管理者に委託し、運用してきました。しかし、広告主企業およびメディア会員増加によるデータの急増に伴い、成功報酬型広告事業で重要なプロセスとなる広告配信およびアクションをベースとした課金集計や広告主企業やメディア会員への提案に活用する月次データ分析処理速度の低下が課題となっていました。これらの改善を他社クラウド上で稼働する既存システムで行うには、一度インスタンスを停止させ移行作業を行う必要がある上に、インスタンス・サイズあたりのスループット容量に上限があるため、月額課金も倍以上となることが判明し、これに代わる対応策が必要となりました。

ファンコミュニケーションズではこれらの課題解決に向け、拡張性およびパフォーマンスに優れ、社内運用管理およびデータ加工業務の効率化を実現するシステム強化を前提に、自社開発・運用可能なソリューションの導入を目指し、選定および検証を開始しました。複数のクラウド・サービスを比較検討した結果、これまでの「Oracle Database」の利用実績に加え、既存クラウドより優れたIOPSのスループット性能、自動化による容易なデータベース構築、運用、管理を高く評価し、「Oracle Autonomous Database」を採用しました。

ファンコミュニケーションズでは、課金システムのデータベース基盤として「Oracle Autonomous Database」のトランザクション・サービス版「Oracle Autonomous Transaction Processing」を採用しています。「Oracle Autonomous Transaction Processing」は、「Oracle Exadata Database Machine」を基盤としており、性能、可用性、およびセキュリティに優れデータベースを数分で構築でき、自動化による少ないリソースや工数での運用や容易な性能監視、そしてサービスを止めずにリソースの増減が可能な拡張性が評価されています。また、既存の「Oracle Database」ライセンスを持ち込むことでコストが約5分の1で済む「Bring Your Own License」プログラムを使うことで、移行および運用コストをこれまでより抑えることができる点も高く評価しています。

また同社では、オラクルのコンサルティング部門が提供する「Rapid Start Service」も採用しています。この初期構築支援サービスにより、自社事業部門では困難な他社クラウド基盤上の「Oracle Database」から第2世代のクラウド・インフラストラクチャ上で稼働する「Oracle Autonomous Database」への移行・検証作業を円滑に進め、最適なコストで速やかなシステム構築が可能となります。

株式会社ファンコミュニケーションズ A8事業部 プロダクト開発部長 鈴木 健治氏のコメント

日本は世界のEコマース市場の上位5カ国にあるため、アフィリエイトマーケティングは、ブランドの認知度を高め、事業を拡大するための優れた方法をユーザーに提供します。私たちの提供するサービスには詳細なデータのインサイトが不可欠ですが、ユーザー数が増えるにつれて、私たちが持っていたテクノロジ基盤ではそれが困難になりました。 「Oracle Autonomous Transaction Processing」でパフォーマンスが安定したデータベース環境を実現し、データのボトルネックから解放され、広告主のメリットとなる情報の提供や施策などの提案を通じて、広告主、メディア会員の全ての利用者にさらに満足いただけるサービスの提供を図ることができます。また、自律化機能をフルに活用できるため、基盤部門の手を煩わすことなく、引き続き事業部門主導で、迅速なサービスの実装と効率的な運用を進めていくことができます。

関連リンク

株式会社ファンコミュニケーションズ
Oracle Autonomous Database
日本オラクル
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