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技研商事、人口統計マスターメッシュ版提供開始

時計2019.05.08

更新2019.05.08

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技研商事インターナショナル株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:小嶌 智海、以下「当社」)は、エリアマーケティング用統計データラインナップの新商品として、人口統計マスタ-メッシュ版の提供を2019年6月3日に開始いたします。本データの提供は、株式会社日本統計センター(本社:福岡県北九州市、代表取締役社長:加来 伸一郎、以下「NSC」)の技術協力の下、公益財団法人 国土地理協会(所在地:東京都千代田区、会長:小谷田 寿典、以下「JGDC」)の人口統計マスターをベースにして実現しました。

エリアマーケティング用統計データの課題と人口統計マスターメッシュ版の特長

チェーン企業やメーカーにおけるエリアマーケティングでは、GIS(地図情報システム)に人口統計データを搭載して分析を行います。これまでは、生活者を分析する際のデータベースとして、国勢調査が主に活用されてきました。しかしながら、国勢調査だけでは企業のエリアマーケティングニーズを満たせず、以下のような課題がありました。

課題1:データの鮮度

国勢調査は5年に1回の調査のため、現在なら2015年版が最新です。2016年以降の都市開発や人口の流出入を分析に反映することができません。

課題2:データの粒度

全国を網羅した公的メッシュデータの区画はこれまでは500mメッシュ(4次メッシュ)が主流でした。都市部での商圏分析や小商圏対応フォーマットの業態の場合、500mメッシュでは集計単位が大きすぎるという課題がありました。

課題3:データの集計単位

人口統計マスターのコード体系は、 JGDCの11桁の町丁目コード単位となっており、折込チラシやポスティングの配布エリア最適化に威力を発揮するものです。店舗の出店や商圏分析ではメッシュ単位のデータが主に活用されるのが実情で、鮮度のよいメッシュ単位の人口統計データのニーズが高まっています。

今回リリースする人口統計マスターメッシュ版は、これらの課題を解決するデータベースです。毎年更新することが可能で、500mメッシュはもちろん、公的なメッシュ区画の最小単位である125mメッシュもラインナップしています。また、国勢調査データ項目も同時収録しています。

本データは当社の商圏分析GIS「MarketAnalyzer™」に搭載して分析することができます。その他の利用形態については、技研商事インターナショナル株式会社までお問い合わせください。

参考:国勢調査と人口統計マスターの比較

 
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上の2つのグラフは、東京都江東区の豊洲駅から徒歩15分圏内の性・年代別の人口ピラミッドです。左の2015年版の国勢調査では、0~4歳の子供世代とその親世代のボリュームと構成比が高いことが分かりますが、2018年人口統計マスタ-によると、5~9歳の子供世代とその親世代に変化していることが分かります。

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上の2つの地図は、同じく豊洲駅から徒歩10分圏内の人口分布です。
狭域商圏の分析では125mメッシュの方がより詳細にターゲット分布を把握できます。

各社の連携について

本データは、企画販売を当社、データ開発をNSC、データ提供をJGDCがになうという3社の連携のもと誕生しました。当社の30年にわたる2,000社以上へのエリアマーケティング支援の実績、NSCのデータ開発実績、JGDCのデータの信頼性というそれぞれの強みを最大限に活かすことによって実現したデータです。
今後も各社の協力により、125mメッシュの統計データのラインナップを充実させていきます。引き続き技研商事インターナショナル株式会社の取り組みにご注目ください。

関連リンク

株式会社日本統計センター
公益財団法人 国土地理協会
技研商事インターナショナル株式会社
人口統計マスターメッシュ版提供開始のお知らせ

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