小売業界のDXを推進する株式会社フェズ(本社:東京都千代田区、 代表取締役:伊丹順平、以下フェズ)は、小売を中心とした店頭での実行支援業務を行う株式会社ファイブシーユー(本社:東京都中央区、 代表取締役:内田正信、以下5cu)の全株式を2020年9月28日付にて取得し、完全子会社化したことをお知らせいたします。
目次
■背景と概要
5cuは、「消費の活性化をサポートすることで、 『日本の元気』に貢献。」をミッションとし、「現場にプラスαの価値を生み出す」ことを目指し、ラウンド事業等の小売を中心とした店頭での実行支援業務および、それに付随する業務を提供しております。フェズは、代表伊丹の原体験から生まれた「『消費』そして『地域』を元気にする。」をミッションとし、小売、メーカーのセールスリフト(※)を実現するリテイルテック事業を注力領域にしております。
フェズは、5cuの子会社化により、5cuが提供する高いクオリティのラウンド業務と連携し、フェズが目指すリテイルテックを実現する体制を強化します。特に、「セールスリフト」の重要ポイントである「小売の店頭」での施策実現性を高めるだけでなく、広告効果と店頭の実現状況がともにデータで可視化されることで、効果分析が一気通貫で可能となります。このように、「小売の店頭」での施策実現と店頭データの取得という面においてシナジー効果の最大化に取り組んでまいります。
※セールスリフト・・・小売及びメーカーの売上要素を向上させること
■これまでのフェズと5cu
これまで、フェズと5cuはプロジェクトベースで協業をしておりました。
協業での取り組みの際、双方が目指すリテイル・小売の現場への想いに共感し、このたび2020年9月28日より5cuがフェズの完全子会社になりました。
■今後の展望
フェズは、広告、販促、店頭すべてをデータで可視化し消費者の目線に立ち考える、「セールスリフト」を軸としたリテイルテック市場を創っていきたいと考えています。そのために小売業界の構造を変革する3つの切り口を実行いたします。
- フェズのプラットフォームで消費者のニーズを的確に捉え、集客を強化し、小売の売上増加を行う。
- データに基づいた販売促進活動を促すことで、業務の無駄を削減し販管費を圧縮。
- 小売の資産を活用して、物の売買差益ではない、新しいビジネスモデルを創り営業利益改善を行う。
私たちはデータに基づき、「セールスリフト」の概念に基づいた新しい市場を創造いたします。
■両社代表コメント
株式会社フェズ 代表取締役 伊丹 順平(いたみ じゅんぺい)
「5cuの皆様が当社フェズの一員になってくださり、そして当社のミッション「『消費』そして『地域』を元気にする」を同じく実現したいと思ってくださり、素直に嬉しいです。今後はセールスリフトの実現に加え、小売業界のDXをより一層推進し、小売様の効率の良い店舗運営・業務効率化に向けた取り組みを行なってまいります。我々フェズグループは、小売業界の変革パートナーとして、日本の消費を元気にしたいと思っています。」
株式会社ファイブシーユー 代表取締役 内田 正信(うちだ まさのぶ)
「フェズが標榜するデジタルマーケティングのソリューションプラットフォーム創りに、是非参加したいという想いで、フェズの傘下に入らせて頂きました。フェズが目指すリテイルテックの実現に向けて、常に変化していく店頭の”売場“、”売り方“、”お店の方の関与“を可視化し、改善していくことで、店頭での”セールスリフト“に貢献していきます。」