DACの「DialogOne®」、企業のCDPと自動連携を開始
2021.09.29
2021.09.29
新サービス「DialogOne® Connect」をリリース
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 執行役員CEO兼CCO:島田雅也、以下 DAC)は、企業が保有するCDP(カスタマー・データ・プラットフォーム)などの自社データベースと、DACの「DialogOne®」を自動連携させるサービス「DialogOne® Connect」の提供を開始いたします。本サービスにより企業は、「DialogOne®」で取得した企業のLINE公式アカウントでのアクションデータを自社データベースにシームレスに取り込み、マーケティングに活用することが可能となります。
背景と概要
情報セキュリティ・プライバシー保護への関心が一層高まる中、企業のマーケティング活動では、自社で保有するユーザーデータの活用や、プラットフォーマーの提供するIDに注目が集まっています。LINE公式アカウントにおいては、フォローしているLINE公式アカウントごとにユーザーに付与され、「1ユーザー=1ID」でデータが管理できる識別子「ユーザーID」の価値が高まっています。
DACが開発・提供している「DialogOne®」(※1)は、コミュニケーションプラットフォームであるLINEと連携した、メッセージング管理ソリューションです。 LINE公式アカウント上でのアクションデータ(友だち追加・削除の履歴データ等含む)を「uid(ユーザーID)」に紐づけて保有できるため、「DialogOne®」を導入している企業は、オプトインしたユーザーのアクションデータを様々な形でマーケティングに活用できます。(※2)
一方、企業のCDPと「DialogOne®」を連携させてLINE公式アカウント上でアクションデータを管理する場合、多くの工数とコストをかけて案件ごとにカスタム開発を行う必要がありました。しかし、今回の新サービス「DialogOne® Connect」を利用することで、カスタム開発が不要となるほか、企業がCDPで作成したセグメントを「DialogOne®」の管理画面に自動で反映し、セグメント設計をより柔軟に行うことが可能となります。
DACは、今後も「DialogOne®」のサービス拡充に積極的に取り組み、企業のマーケティング活動支援のための最適なソリューションとなることを目指し、充実化に努めてまいります。
(※1) 広告主企業が保有する顧客情報とソーシャルアカウント情報などを掛け合わせ、LINEをより高度に活用することができるメッセージング管理ソリューションです。これにより、ユーザーひとりひとりに適したメッセージを配信し、One to Oneコミュニケーションを実現します。https://solutions.dac.co.jp/dialogone
(※2) オプトアウトされたユーザーについては、データ連携ならびにセグメント配信の対象外となります。