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Criteo、グリーンエネルギーを使用した新しいデータセンターを東京に開設

時計2021.06.09

更新2021.06.09

Criteo

日本の広告主とパブリッシャーに、より効果的な広告配信提供のため設備を改善・強化

世界最先端のコマースメディアプラットフォームを提供するグローバルなテクノロジー企業であるCriteo(クリテオ、本社:フランス、日本代表取締役:グレース・フロム、以下Criteo)は、新しいデータセンターを東京に 開設し、稼働を開始しました。日本では2011年および2012年に開設されたデータセンターに続く3か所目と なり、アジア太平洋地域で最大のデータセンターとなります。最新のデータセンターは、日本と韓国を含む北アジ アの広告主とパートナーの広告配信とパフォーマンスを向上させることを目的とし、この地域においてより良いサー ビスの提供に努めてまいります。最新のテクノロジーが使用されている同データセンターは、従来より少ない電力の使用と二酸化炭素排出量の削減を実現し、環境にも配慮しています。

2020年の日本の総広告費※1は、世界的な新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け6兆1,594憶円 (前年比88.8%)で、9年ぶりのマイナス成長となりました。一方で、リモートワーク、キャッシュレス決済などコロ ナ禍での環境において、社会におけるデジタルトランスフォーメーションの加速に伴いインターネット広告費がプラス 成長となり、プログラマティック広告取引、リアルタイム広告入札(RTB:Real Time Bidding)が急速に増 加し続けています。Criteoは、広告業界の高まるニーズを満たすため、過去10年間でグローバルのサーバープー ルを150から45,000以上に拡大してきました。東京に新しいデータセンターを開設することにより、より効率的か つ迅速にパブリッシャーの広告在庫へのアクセスを可能にし、広告主にプレミアムな広告スペースをスピーディーに 提供するなど、クライアントやパートナーへの付加価値を高めることができます。

高い効果を発揮するため最新のテクノロジーが使用されている同データセンターは、より少ない電力で稼働され、二酸化炭素排出量削減にも貢献しています。現在、Criteoのデータセンターにおけるエネルギー消費の84%はグリーン電力証書を通じた再生可能エネルギーによるもので、2018年の75%から、9%増加しています。Criteoは、自社のデータセンターを100%の再生可能エネルギーで稼働させることを目標としています。

新しいデータセンターの特徴

新設されたデータセンターは、オンプレミスによる400G IPファブリックで全てのサーバーが25Gbps インターフェース接続となり、より早い処理能力で広告キャンペーンを実行します。以下が特徴となります。

  • オンプレミス(自社運用)で、400G IPファブリックを使用
  • 全てのサーバーを速度25Gbpsのインターフェースで接続
  • 新しいサーバー1台が最大で従来のサーバー4台分に相当し、ワットあたりのQPS※2比が最適化されることで、従来より2~3倍のパフォーマンスを発揮
  • サーバーコストを削減
  • 最新技術と性能の高いサーバーを使用することで、サーバーラックの密度を改善
  • 約400平方メートルのサーバースペース

新データセンター開設について Criteoの日本代表取締役のグレース・フロムは次のように述べています。「米 国外で最大の市場である日本で、3番目のデータセンターを開設したことを大変嬉しく思います。日本の広告業 界は成長を続けており、Criteoにとって日本はアジア太平洋地域の主要市場です。Criteoは引き続きソリューシ ョンの多様化、設備と研究開発のアップグレードに投資し、クライアントにより良いサービスとパフォーマンスを提供し ていきます。また、グリーンエネルギーを使用したデータセンターは、社会と環境に貢献するCriteoのコミットメントを 表しています」

また、同社CTOのディルムッド・ジル(Diarmuid Gill)は次のように語っています。「Criteoは環境への影響を 意識しており、ITインフラ部門は常にそれを念頭に置いて、データセンターの改善に取り組んでいます。最先端のテク ノロジーと持続可能な方法を組み合わせることで、世界中に位置する我々の強力なデータセンターは、毎週最大 3.7兆の入札リクエストをサポートし、毎秒6400万以上のキャンペーンを評価し、1日あたり900テラバイトのデータ を蓄積できます」

Criteoは現在グローバルで計9つのデータセンターを運用し、北米、欧州、アジア太平洋地域でおよそ46,000 ものサーバーをデジタルパフォーマンス広告分野におけるデータ分析に活用しています。今後もグローバルテクノロジー カンパニーとして、マーケターへ信頼と効果の高い広告展開を提供していきます。

※1 株式会社電通 「2020年日本の広告費」: https://www.dentsu.co.jp/news/release/2021/0225-010340.html
※2 Queries per second:問合せに応答するサーバーの性能指標で、1秒間に処理できる問合せの数

Criteo (クリテオ) について

Criteo(NASDAQ:CRTO)は、世界最先端のコマースメディアプラットフォームを提供するグローバルなテクノロジー企業です。
世界20,000社以上の広告主、数千のパブリッシャーと連携して得られる膨大なデータを機械学習を用いて精密に分析することで、全ての広告チャネルを通じた効率的な広告配信を実現します。
Criteoはテクノロジーを通じて、あらゆる規模の広告主に対し、ユーザーが本当に求めているものに出会える仕組みを提供します。

※CRITEO株式会社はその日本法人です。www.criteo.com/jp/

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