
2026.01.20
2026.01.20
目次
株式会社電通マクロミルインサイトでは、生活者のAIの浸透状況や受容度、ならびに購買行動への影響を明らかにすることを目的に、【購買行動におけるAI浸透度調査】を実施しました。
本調査の結果、生活者の約半数がAIツールの利用経験を有している一方で、購買行動においてAIを活用している人は1割未満にとどまるなど、AI活用は日常利用と購買行動の間でギャップがある“過渡期”にあることが明らかになりました。
主な調査結果と調査概要は以下の通りです。結果詳細は、2026年1月21日にウェビナーにてご紹介いたします。
■主な調査結果
・AIツール利用経験は半数以上が経験、ChatGPTが全世代で最多
・若年層ほどAIの活用シーンは多様化
・購買行動でのAI活用は1割未満にとどまるが、若年層を中心に利用意向が高まりつつある
・全体の半数が生成AI・AIエージェントを「信頼」
AIツールの利用経験について尋ねたところ、対象者全体の約半数が「利用したことがある」と回答しました。【図表1参照】
利用したことのあるAIツールとしては、全世代で「ChatGPT」が最も多く、生成AIの代表的な存在として定着しつつある状況がうかがえます。【図表2参照】

直近3か月以内のAI活用目的を見ると、年代によって傾向に違いが見られました。特に若年層では、勉強、趣味、日常の相談事など、複数のシーンでAIを活用しており、活用範囲が広いことが特徴です。【図表3参照】
AIは特定の用途に限定されず、生活のさまざまな場面で利用され始めているといえます。
AIは日常的なタスクや思考支援のツールとしては浸透しつつあるものの、「買い物・購買に関する目的でAIを活用した」と回答した人は1割未満にとどまりました。【図表3参照】

一方で、買い物やそのための情報収集にAIを「利用したい」「やや利用したい」と回答したのは全体でも37%、若年層では半数近くにのぼっています。【図表4参照】

また、生成AI・AIエージェントを「とても信頼できる」「信頼できる」「やや信頼できる」と回答したのは全世代で約50%と、SNSと同程度の水準でした。テレビCMに次ぐ信頼度といえます。【図表5参照】

■調査概要
今回の調査からは、AIが生活者の日常に浸透しているものの、購買行動への影響は現時点では限定的であるという、過渡期の実態が浮き彫りになりました。しかし同時に、AIに対する信頼や購買への活用意向は今後の拡大をうかがわせる結果となっています。
今後、生活者がAIをどのように購買プロセスに取り入れていくのか、また企業はその変化にどう向き合うべきなのかという点は、マーケティングや顧客体験設計において重要度を増していくことが考えられます。
株式会社電通マクロミルインサイト 広報チーム
Email:dmi_pr@ml.dm-insight.jp