ニュース・WEB広告・ツール・事例・ノウハウまで
デジタルマーケティングの今を届けるWEBメディア

youtube
feed

【調査】縦型動画広告を実施する企業の6割が「効果が高い」と回答。一方で最大の課題は“制作工数の大きさ”

時計2026.01.05

更新2026.01.05

【調査】縦型動画広告を実施する企業の6割が「効果が高い」と回答。一方で最大の課題は“制作工数の大きさ”

SNS縦型動画広告の運用実態を調査

Web広告・SEOなどあらゆるデジタル領域のマーケティング支援を行う株式会社PLAN-Bマーケティングパートナーズは、現在Web広告を出稿している全国の広告担当者196名を対象に、「SNS縦型動画広告の運用実態調査」を実施しました。

調査の結果、現在、縦型動画広告を出稿している企業は58.7%と過半数を占め、そのうち約6割が他のWeb広告種別と比べて「効果が高い」と実感していることが明らかになりました。

一方で、課題として最も多かったのは「制作工数が大きく量産が難しい」(49.0%)で、多くの企業で動画クリエイティブならではの制作工数の大きさがボトルネックになっている実態が浮き彫りになりました。

本記事では、調査結果からSNS縦型動画広告の活用状況と課題、今後の展望を読み解きます。

調査背景

TikTokの台頭を皮切りに、Instagram Reels、YouTube Shortsといったショート動画プラットフォームが拡大し、縦型動画は広い世代で生活者の主要な視聴スタイルとして定着しました。

ユーザーの視聴行動が縦型中心へシフトする中、企業にとっても縦型動画広告は「ブランド認知」「獲得」などの目的で活用される重要な広告フォーマットとなっています。

しかし、縦型動画はトレンドの移り変わりが早く、動画クリエイティブ量産の負荷も大きいことから、制作と運用の難易度が高い点も特徴です。

そこで本調査では、こうした背景のなかで広告担当者がどのように縦型動画広告を活用し、どんな課題を抱えているのかを明らかにすることを目的としました。

これから縦型動画広告の出稿を検討されている方や、すでに取り組む中で課題感をお持ちの方にとって、施策設計や体制づくりを考えるうえでの参考となることを目指しています。

調査概要

  • 調査名称: SNS縦型動画広告の運用実態調査 2025
  • 調査期間:2025年11月21日 ~ 2025年11月26日
  • 調査対象:現在Web広告を出稿している広告担当者
  • サンプル数:196名
  • 調査方法:インターネットアンケート調査(Freeasy)

※グラフの数字は小数点第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。

<調査結果の引用・転載時のお願い>

本記事の調査結果や画像を引用する場合は、「株式会社PLAN-Bマーケティングパートナーズ」の名前を明記のうえ、引用元として以下のリンク設置をお願いいたします。

https://www.plan-b.co.jp/news/vertical-video-ads_report2025/

調査結果

出稿しているWeb広告の種類 ― 縦型動画広告が最多

まず、現在出稿しているWeb広告について尋ねたところ、「縦型動画広告」が58.7%で最も多い結果となりました。次いで、「横型動画広告」(48.5%)、「SNSフィード広告」(48.5%)が続き、Web広告全体における縦型動画広告およびSNS広告の存在感の高さがうかがえます。

現在出稿しているWeb広告
引用:株式会社PLAN-Bマーケティングパートナーズ(https://www.plan-b.co.jp/news/vertical-video-ads_report2025/

直近1年の縦型動画広告 出稿状況 ― 7割以上が「出稿経験あり」

直近1年以内に縦型動画広告を出稿しているかを尋ねたところ、「現在出稿している」が58.7%、「過去に出稿していたが、現在は停止している」が12.8%となり、7割以上が出稿経験があることが明らかになりました。

直近1年以内に縦型動画広告を出稿しているか
引用:株式会社PLAN-Bマーケティングパートナーズ(https://www.plan-b.co.jp/news/vertical-video-ads_report2025/

出稿媒体 ― TikTok・YouTube Shorts・Instagramが約6割でほぼ横並び

縦型動画広告の出稿者に媒体を尋ねたところ、TikTok 59.3%、YouTube Shorts 58.6%、Instagram Reels/ストーリーズ 57.1%と、3媒体にほぼ同水準で出稿されていることがわかりました。

また、57.9%が複数媒体を併用して出稿していることが明らかになりました。

縦型動画広告の出稿者に媒体
引用:株式会社PLAN-Bマーケティングパートナーズ(https://www.plan-b.co.jp/news/vertical-video-ads_report2025/

予算割合 ― 6割以上が「Web広告予算の10〜50%」を縦型動画へ投入

Web広告全体のうち、縦型動画広告の予算比率については「10〜30%」(37.9%)が最多で、次に「31〜50%」(27.9%)が続きました。両者を合わせると6割以上が広告費の10〜50%を縦型動画に割り当てており、一定規模の予算を継続して確保している企業が多いことがうかがえます。

Web広告全体のうち、縦型動画広告の予算比率
引用:株式会社PLAN-Bマーケティングパートナーズ(https://www.plan-b.co.jp/news/vertical-video-ads_report2025/

制作・運用体制 ― 「すべて外注」「一部外注」が合計62.2%

制作・運用体制については、「すべて外注」27.9%、「一部内製×一部外注」34.3%と、合計62.2%が外部リソースを組み合わせて運用していることがわかりました。

一方で「すべて社内で対応(内製)」も34.3%と、内製体制を構築している企業も一定数存在することが明らかになりました。

制作・運用体制について
引用:株式会社PLAN-Bマーケティングパートナーズ(https://www.plan-b.co.jp/news/vertical-video-ads_report2025/

制作・体制・ノウハウ面の課題 ― 最も多いのは「制作工数の大きさ」(49.0%)

制作・体制・ノウハウ面の課題として最も多かったのは、「クリエイティブ制作の工数が大きく量産が難しい」(49.0%)でした。次いで、「社内体制・人員不足」(38.8%)、「ノウハウ不足」(31.1%)が続き、動画クリエイティブの制作にまつわる工数やノウハウに関する課題が多く存在することがわかりました。

制作・体制・ノウハウ面の課題
引用:株式会社PLAN-Bマーケティングパートナーズ(https://www.plan-b.co.jp/news/vertical-video-ads_report2025/

戦略・効果・予算面の課題 ― 効果の不明確さやバラつきが課題

戦略・効果面では、効果が不明確(36.7%)、効果のばらつき(36.2%)、配信面ごとの最適化の難しさ(30.1%)が上位にあげられました。

戦略・効果面
引用:株式会社PLAN-Bマーケティングパートナーズ(https://www.plan-b.co.jp/news/vertical-video-ads_report2025/

広告成果 ― 6割以上が「効果が高い」と回答

他のWeb広告種別と比べた縦型動画広告の効果については、「非常に効果が高い」(18.6%)、「やや効果が高い」(42.9%)が合計61.5%と、約6割の広告担当者が成果を実感していることがわかりました。

他のWeb広告種別と比べた縦型動画広告の効果について
引用:株式会社PLAN-Bマーケティングパートナーズ(https://www.plan-b.co.jp/news/vertical-video-ads_report2025/

今後の予算 ―「横ばい」が5割、「増やす」も3割

今後の予算方針については、「横ばい」(52.9%)が最多で、「増やす」(31.8%)という結果になり、8割以上が現在の投資を維持または強化する姿勢を示しました。

今後の予算方針について
引用:株式会社PLAN-Bマーケティングパートナーズ(https://www.plan-b.co.jp/news/vertical-video-ads_report2025/

総括

今回の調査により、縦型動画広告がWeb広告市場において主流フォーマットとして定着していることが明らかになりました。実施企業の約6割がその高い効果を実感しており、企業と消費者をつなぐ強力なフォーマットとしての地位を確立しています。

しかしその一方で、浮き彫りになったのは「成果への期待」と「運用現場の疲弊」というジレンマです。

縦型動画はユーザーの視聴態度やトレンドの変化が極めて速く、従来の「1つの高品質な広告クリエイティブを長く回し続ける」という勝ちパターンが通用しません。わずか2週間で広告成果が減退してしまうことも珍しくなく、常に新しいクリエイティブを投入し続けなければ、すぐに成果が頭打ちになるという過酷なサイクルの中にあります。

さらに、最大の課題として挙がった「制作工数」 の背景には、単なる作業時間だけではない、求められるスキルの高度化があると考えられます。一瞬で視聴者の心を掴むためには、撮影・編集技術はもちろん、「デザイン性」や「構図のセンス」といった定性的なクオリティが不可欠です。

この量産スピードとクリエイティブセンスの両立こそが、多くの企業にとって社内リソース(内製)だけで乗り越えることが難しい壁となっていると言えます。

今後、縦型動画広告で再現性のある成果を出し続ける鍵は、「クオリティを維持しながら量産し続ける体制」の構築にあります。変化の激しいトレンドを捉え続けるために、ノウハウを持つ外部パートナーと連携し、スピーディーな検証・改善のプロセスを組織的に組み込むことが、競争優位性を築くための近道となるでしょう。

今回の調査結果が、企業の皆様の現状を整理し、持続可能なSNSマーケティング戦略を見直す一助となれば幸いです。

<監修者>

株式会社PLAN-B
ビジネスディベロップメント部 コーポレートマーケティンググループ
福田 龍幸

株式会社PLAN-B
ビジネスディベロップメント部 コーポレートマーケティンググループ
福田 龍幸

学生時代にWebメディア事業で起業を経験したのち、PLAN-B入社後はWEB広告を中心とした支援事業に従事。社内における最大規模の広告アカウントにおける複数社の運用統括業務/プロジェクトリーダーを担当。

2021年/2022年度、社内表彰でコンサルタント部門での年間優秀賞を受賞。

現在はPLAN-Bマーケティングパートナーズ社デジタルメディア事業部(広告代理事業)のマーケティング担当として、リード~受注までのフロー改善に尽力。

PLAN-Bマーケティングパートナーズの「SNS広告縦型動画制作プラン」

縦型動画広告の需要が高まる一方で、多くの企業が「制作工数の大きさ」「ノウハウ不足」「スピードの難しさ」といった課題を抱えています。

こうした背景を踏まえ、PLAN-Bマーケティングパートナーズでは、当社にて広告運用を実施いただくお客様を対象に、 SNS広告向けの縦型動画を短納期・低コストで制作できる「SNS広告縦型動画制作プラン」を提供しています。

最短7営業日、1本2.5万円~というスピードと価格帯で、商材に合わせたクリエイター選定や企画・編集までをワンストップで対応し、広告運用に必要なクリエイティブを継続的に提供する体制づくりをサポートします。

詳細については以下ページよりお気軽にお問い合わせください。

https://www.plan-b.co.jp/solution/ad/service/

関連リンク

株式会社PLAN-B
【調査】縦型動画広告を実施する企業の6割が「効果が高い」と回答。一方で最大の課題は“制作工数の大きさ”

当ウェブサイトでは、サイトの利便性向上を目的に、クッキーを使用しております。
詳細はプライバシーポリシーをご覧ください。また、サイト利用を継続することにより、クッキーの使用に同意するものとします。
同意する