
目次
株式会社レイクルーは、中小企業のマーケティング担当者(20代~50代の男女)を対象に「中小企業のメディア露出の課題に関する調査」を実施しました。この調査から、中小企業のマーケティング担当者が注力するメディア露出に向けた活動の実態や、その活動における課題などが明らかになりました。
<背景>
情報過多の時代において、プレスリリースやメディアリレーションといった伝統的なメディア露出手法の有効性が再評価され、その見直しに注目が集まっています。しかし、実際にメディア露出を目的とした活動を行っている担当者は、現在の活動にどのような課題を感じているのでしょうか。特にリソースが限られる中小企業において、その課題は深刻かもしれません。そこで、株式会社レイクルーは、中小企業のマーケティング担当者を対象に、メディア露出の経験の有無や、現在のメディア露出に向けた活動の課題認識を明らかにするための実態調査を実施しました。
<調査サマリー>
<調査概要>

まず、「貴社が現在、注力しているメディア露出に向けた活動は何であるか」を尋ねる設問への個別の回答では、1位が「SNSでの情報発信」で40.1%、2位が「イベント・セミナーの開催」で32.0%、3位が「社内広報」で25.7%という結果になりました。また、4位以降も回答率20%を超える回答が複数並ぶ形となり、この結果から、中小企業の一定数が「プレスリリースの配信」や「メディア関係者とのリレーション構築」、「調査レポートの作成・発表」といったメディア露出に向けた活動にも注力していることがわかりました。

次に、「貴社がメディア露出に向けた活動における成果指標として、現在最も重視しているものは何か」を尋ねる設問への回答では、1位が「売上への貢献度」で26.3%、2位が「ブランド認知度・イメージの向上」で17.6%、3位が「問い合わせ・資料請求数」で14.7%という結果になりました。この結果から、中小企業の多くがメディア露出に向けた活動における成果指標として、「売上への貢献度」や「問い合わせ・資料請求数」といった直接的な事業成果を重要視する傾向が強い一方で、「ブランド認知度・イメージの向上」も重要視している傾向がうかがえます。
また、「貴社は過去1年間で、メディア露出活動を通じてメディア露出が実現したことはあるか」を尋ねる設問への回答では、「ある」が61.8%、「ない」が38.2%という結果になりました。この結果から、中小企業のマーケティング担当者の4割弱が、過去1年間でメディア露出を実現できていないことがわかりました。

続いて、「貴社の現在のメディア露出に向けた活動において課題を感じているか」を尋ねる設問への回答では、1位が「ある程度感じている」で46.4%、2位が「非常に感じている」で23.2%、3位が「あまり感じていない」で21.9%という結果になりました。1位と2位の回答を合計すると回答率約70%となり、この結果から、中小企業のマーケティング担当者の約7割が、メディア露出に向けた活動において、何かしらの課題を感じていることが判明しました。

さらに、メディア露出に向けた活動において、課題を「非常に感じている」、あるいは「ある程度感じている」と回答した方を対象に「貴社の現在のメディア露出に向けた活動における最も深刻な課題は何か」を尋ねる設問への回答では、1位が同率で「専門知識・スキルを持つ人材が不足している」と「成果を可視化・数値化できていない」で17.1%、3位が「時間や人手が足りない」で15.3%という結果になりました。この結果から、メディア露出に向けた活動に課題を感じている中小企業のマーケティング担当者の多くは、深刻な課題として「専門知識・スキルを持つ人材の不足」や「時間や人手が足りない」といった人的リソースの不足と、「成果を可視化・数値化できていない」という効果測定の難しさを感じていることが明らかになりました。

最後に、メディア露出に向けた活動における課題を「非常に感じている」、あるいは「ある程度感じている」と回答した方を対象に「貴社のメディア露出に向けた活動における課題の要因は何だと思うか」を尋ねる設問への回答では、1位が「情報収集・分析の不足」で38.7%、2位が「担当者のノウハウ・スキル不足」で35.6%、3位が「経営層のメディア露出に対する理解不足・関心の低さ」で34.7%という結果になりました。また、4位以降も回答率20%を超える回答が複数並ぶ形となり、メディア露出に向けた活動における課題の要因として「担当部門のリソース不足」や「代理店や外部パートナーとの連携不足」といった組織体制に関する項目も多く挙げられていることがわかりました。

まとめ
今回の調査により、中小企業のマーケティング担当者が注力するメディア露出に向けた活動のトップ3は、1位「SNSでの情報発信」、2位「イベント・セミナーの開催」、3位「社内広報」であり、メディア露出に向けた活動で最も重視する成果指標は「売上への貢献度」であることが明らかになりました。また、中小企業のマーケティング担当者の4割弱が過去1年間でメディア露出を実現したことがなく、中小企業のマーケティング担当者の約7割がメディア露出に向けた活動に何かしらの課題を感じていることもわかりました。尚、メディア露出に向けた活動における最も深刻な課題は、同率で「専門知識・スキルを持つ人材不足」と「成果を可視化・数値化できていない」であり、その要因として「情報収集・分析の不足」や「担当者のノウハウ・スキル不足」、「経営層のメディア露出に対する理解不足・関心の低さ」が多く挙げられていることが判明しました。
本調査の結果から、中小企業のマーケティング担当者の約7割がメディア露出に向けた活動に何かしらの課題を感じており、中小企業のマーケティング担当者の4割弱が過去1年間でメディア露出を実現したことがない実態がわかりました。また、メディア露出に向けた活動における最も深刻な課題は「専門知識・スキルを持つ人材不足」と「成果を可視化・数値化できていない」であり、その要因に「担当者のノウハウ・スキル不足」が挙げられていることが明らかになりました。株式会社レイクルーの提供する「調査PR企画」は、このような専門人材やノウハウ不足といった課題に対応する、企画立案からアンケート調査、調査データを活用したプレスリリース原稿作成、配信代行、効果測定までをワンストップで代行するPR活動支援サービスです。圧倒的な拡散力でメディア露出を最大化し、企業様のサービスや製品の「認知度向上」や「ブランド力強化」をサポートします。

株式会社レイクルーは、調査データを活用したPRサービスを提供しています。
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