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【BtoB広告の“AI転換期”が到来】広告施策で生成AIを活用する担当者が6割超、うち9割以上がCPA改善を実感──SNS広告は、2024年比やや後退

時計2025.07.28

更新2025.07.28

【BtoB広告の“AI転換期”が到来】広告施策で生成AIを活用する担当者が6割超、うち9割以上がCPA改善を実感──SNS広告は、2024年比やや後退

【2025年版|BtoB企業の広告施策の実態調査】高騰するCPA対策で「コンテンツマーケティングの実施」が躍進

 ワンストップでリサーチマーケティングを実現する「リサピー®」(https://ideatech.jp/service/research-pr )を運営する株式会社IDEATECHは、BtoB事業の広告担当者107名を対象に、【2025年版】BtoB広告施策の定点調査を実施しましたので、お知らせいたします。

 なお、本調査では、2024年版の同内容調査(※1)と比較して発表いたします。

  •  01|広告予算「30%未満」が59.9%に上昇、2024年比0.7ポイント微増
  •  02|実施しているインターネット広告施策、「SNS広告」が35.5%で最多、2024年比8.3ポイント減少
  • 03|63.6%が、生成AIを広告施策に活用、うち92.6%が「CPA改善効果」を実感

本調査のダウンロードはこちら:
https://ideatech.jp/download/250/?utm_source=pr_250722

調査概要

  • 調査名称:【2025年版】BtoB広告施策の定点調査
  • 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー®」の企画によるインターネット調査
  • 調査期間:2025年7月7日〜同年7月8日
  • 有効回答:BtoB事業の広告担当者107名

※1|【2024年版】BtoB広告施策の定点調査:2024年8月30日〜同年8月30日

※2|構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

≪利用条件≫

1 情報の出典元として「株式会社IDEATECH」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。

URL:https://ideatech.jp

実施しているインターネット広告施策、「SNS広告」が35.5%で最多、2024年から8.3ポイント減少も首位維持

「Q1.あなたのお勤め先で行っているインターネット広告施策を教えてください。(複数回答)」(n=107)と質問したところ、「SNS広告」が35.5%、「記事広告」が32.7%、「リスティング広告」が29.9%という回答となりました。

Q1.あなたのお勤め先で行っているインターネット広告施策を教えてください。(複数回答)
Q1.あなたのお勤め先で行っているインターネット広告施策を教えてください。(複数回答)
出典:株式会社IDEATECH

<2025年(n=107)>

・SNS広告:35.5%

・記事広告:32.7%

・リスティング広告:29.9%

・ディスプレイ広告:27.1%

・動画広告:25.2%

・ネイティブ広告:22.4%

・アフィリエイト広告:22.4%

・アドネットワーク広告(DSP):14.0%

・純広告:12.1%

・デジタル音声広告:9.3%

・その他:1.9%

・わからない/答えられない:13.1%

<2024年(n=130)>

・リスティング広告:47.7%

・SNS広告:43.8%

・ディスプレイ広告:36.2%

・記事広告:32.3%

・アフィリエイト広告:27.7%

・動画広告:26.2%

・純広告:23.1%

・ネイティブ広告:22.3%

・アドネットワーク広告(DSP):18.5%

・デジタル音声広告:4.6%

・その他:1.5%

・わからない/答えられない:10.8%

マーケティング予算における広告予算、「30%未満」が59.9%に上昇、2024年から0.7ポイント微増

 「Q2.あなたのお勤め先ではマーケティング予算における、広告予算はどのくらいの割合になっていますか。」(n=107)と質問したところ、「20~30%未満」が26.2%、「10%未満」が20.6%、「10〜20%未満」が13.1%、「30〜40%未満」が13.1%という回答となりました。

Q2.あなたのお勤め先ではマーケティング予算における、広告予算はどのくらいの割合になっていますか。
出典:株式会社IDEATECH

<2025年(n=107)>

・10%未満:20.6%

・10〜20%未満:13.1%

・20~30%未満:26.2%

・30〜40%未満:13.1%

・40~50%未満:5.6%

・50〜60%未満:4.7%

・60~70%未満:0.9%

・70〜80%未満:0.0%

・80~90%未満:0.9%

・90〜100%:0.9%

・予算設定はない:3.7%

・わからない/答えられない:10.3%

<2024年(n=130)>

・10%未満:20.8%

・10~20%未満:19.2%

・20~30%未満:19.2%

・30~40%未満:10.0%

・40~50%未満:7.7%

・50~60%未満:4.6%

・60~70%未満:3.8%

・70~80%未満:0.8%

・80~90%未満:0.0%

・90~100%:0.0%

・予算設定はない:4.6%

・わからない/答えられない:9.2%

65.4%が「目標CVを達成できている」と回答、2024年比13.9ポイント増

 「Q3.2025年の現在、広告施策において目標CV数を達成できていますか。」(n=107)と質問したところ、「大幅に達成している」が23.4%、「やや達成している」が42.0%という回答となりました。

Q3.2025年の現在、広告施策において目標CV数を達成できていますか。
Q3.2025年の現在、広告施策において目標CV数を達成できていますか。
出典:株式会社IDEATECH

<2025年(n=107)>

・ 大幅に達成している:23.4%

・ やや達成している:42.0%

・ 未達である:15.0%

・ わからない/答えられない:19.6%

<2024年(n=130)>

・ 大幅に達成している:15.3%

・ やや達成している:36.2%

・ 未達である:32.3%

・ わからない/答えられない:16.2%

約6割が、広告施策における目標CPAを「下回っている」実態、2024年とほぼ横ばい

 「Q4.2025年の現在、広告施策において目標CPAを下回っていますか。」(n=107)と質問したところ、「大幅に下回っている」が19.6%、「下回っている」が41.2%という回答となりました。

Q4.2025年の現在、広告施策において目標CPAを下回っていますか。
Q4.2025年の現在、広告施策において目標CPAを下回っていますか。
出典:株式会社IDEATECH

<2025年(n=107)>

・大幅に下回っている:19.6%

・下回っている:41.2%

・上回っている:14.0%

・わからない:25.2%

<2024年(n=130)>

・大幅に下回っている:10.1%

・下回っている:48.5%

・上回っている:20.0%

・わからない:21.5%

広告施策について、54.2%が「CPAの上昇」を実感、2024年から3.4ポイント増加

 「Q5.お勤め先の広告施策では2024年と比較して、CPAは上がっていますか。」(n=107)と質問したところ、「やや上昇している」が43.9%、「大幅に上昇している」が10.3%という回答となりました。

Q5.お勤め先の広告施策では2024年と比較して、CPAは上がっていますか。
Q5.お勤め先の広告施策では2024年と比較して、CPAは上がっていますか。
出典:株式会社IDEATECH

<2025年(n=107)>

・ 大幅に上昇している:10.3%

・ やや上昇している:43.9%

・ 変わらない:26.2%

・ 下がっている:3.7%

・ わからない:15.9%

<2024年(n=130)>

・ 大幅に上昇している:7.7%

・ やや上昇している:43.1%

・ 変わらない:33.8%

・ 下がっている:2.3%

・ わからない:13.1%

CPA高騰への対策、第1位「コンテンツマーケティングの実施」(34.6%)、第2位「 高品質のコンテンツ制作」(33.6%)が躍進

 「Q6.CPA高騰に対して、行なっている対策を教えてください。(複数回答)」(n=107)と質問したところ、「コンテンツマーケティングの実施」が33.6%、「高品質のコンテンツ制作」が33.6%、「検索エンジン最適化(SEO)強化」が23.4%、という回答となりました。

Q6.CPA高騰に対して、行なっている対策を教えてください。(複数回答)
Q6.CPA高騰に対して、行なっている対策を教えてください。(複数回答)
出典:株式会社IDEATECH

<2025年(n=107)>

・ コンテンツマーケティングの実施:34.6%

・ 高品質のコンテンツ制作:33.6%

・ 検索エンジン最適化(SEO)強化:23.4%

・ 無駄な広告費用を減らす:23.4%

・ 最適な予算のアロケーション:18.7%

・ 顧客関係管理(CRM)システム投資:17.8%

・ データ分析活用:14.0%

・ キーワードの最適化:13.1%

・ コンバージョン数を増やす:12.1%

・ SNS活用:6.5%

・ LPの改善:4.7%

・ 新たなマーケティングチャネル導入:3.7%

・ その他:0%

・ 特にない:8.4%

・ わからない/答えられない:8.4%

<2024年(n=130)>

・ コンテンツマーケティングの実施:39.2%

・ 無駄な広告費用を減らす:30.0%

・ 最適な予算のアロケーション:27.7%

・ 検索エンジン最適化(SEO)強化:26.2%

・ 高品質のコンテンツ制作:24.6%

・ 顧客関係管理(CRM)システム投資:23.8%

・ キーワードの最適化:20.0%

・ データ分析活用:19.2%

・ コンバージョン数を増やす:16.2%

・ SNS活用:14.6%

・ LPの改善:11.5%

・ 新たなマーケティングチャネル導入:6.2%

・ その他:0.8%

・ 特にない:10.8%

・ わからない/答えられない:9.2%

63.6%が、生成AIを広告施策に「活用」

 「Q7.あなたのお勤め先では、生成AI(ChatGPT等)を広告施策に活用していますか。」(n=107)と質問したところ、「やや活用している」が43.0%、「かなり活用している」が20.6%という回答となりました。

Q7.あなたのお勤め先では、生成AI(ChatGPT等)を広告施策に活用していますか。
Q7.あなたのお勤め先では、生成AI(ChatGPT等)を広告施策に活用していますか。
出典:株式会社IDEATECH

・ かなり活用している:20.6%

・ やや活用している:43.0%

・ あまり活用していない:14.0%

・ 全く活用していない:21.5%

・ わからない/答えられない:0.9%

生成AIを活用した広告施策、第1位「​​配信データの分析・改善提案」

 Q7で「かなり活用している」「やや活用している」と回答した方に、「Q8.あなたのお勤め先では、生成AIをどのような広告施策に活用していますか。(複数回答)」(n=68)と質問したところ、「配信データの分析・改善提案に利用している」が48.5%、「クリエイティブ制作(バナー・テキスト等)に利用している」が45.6%、「キャッチコピー・タイトル作成に利用している」が36.8%という回答となりました。

Q8.あなたのお勤め先では、生成AIをどのような広告施策に活用していますか。(複数回答)
Q8.あなたのお勤め先では、生成AIをどのような広告施策に活用していますか。(複数回答)
出典:株式会社IDEATECH

・配信データの分析・改善提案に利用している:48.5%

・クリエイティブ制作(バナー・テキスト等)に利用している:45.6%

・キャッチコピー・タイトル作成に利用している:36.8%

・ターゲティング最適化に利用している:26.5%

・LP改善に利用している:14.7%

・その他:0.0%

・わからない/答えられない:1.5%

約半数が、将来的にAIを広告施策に「活用したい」と回答

 Q7で「あまり活用していない」「活用していない」と回答した方に、「Q9.AIを広告施策に活用したいと思いますか。」(n=38)と質問したところ、「非常に活用したいと思う」が7.9%、「やや活用したいと思う」が36.8%という回答となりました。

Q9.AIを広告施策に活用したいと思いますか。
Q9.AIを広告施策に活用したいと思いますか。
出典:株式会社IDEATECH

・非常に活用したいと思う:7.9%

・やや活用したいと思う:36.8%

・あまり活用したくないと思う:21.1%

・全く活用したくないと思う:15.8%

・わからない/答えられない:18.4%

9割以上が、生成AI活用によって「CPAを改善できた」と回答

 Q7で「かなり活用している」「やや活用している」と回答した方に、 「Q10.生成AIを広告施策に活用することで、CPAの改善ができましたか。」(n=68)と質問したところ、「かなり改善できた」が25.0%、「やや改善できた」が67.6%という回答となりました。

Q10.生成AIを広告施策に活用することで、CPAの改善ができましたか。
Q10.生成AIを広告施策に活用することで、CPAの改善ができましたか。
出典:株式会社IDEATECH

・かなり改善できた:25.0%

・やや改善できた:67.6%

・変わらない:5.9%

・やや悪化した:0.0%

・かなり悪化した:0.0%

・わからない/答えられない:1.5%

まとめ

 今回は、BtoB事業の広告担当者107名を対象に、【2025年版】BtoB広告施策の定点調査を実施しました。

 まず、マーケティング予算における広告予算について「30%未満」が59.9%(2024年比0.7ポイント微増)と、企業の広告予算配分がより効率化志向にシフトしていることが明らかになりました。実施している広告施策では、「SNS広告」(35.5%)が初めて単独首位となり、「リスティング広告」(29.9%、2024年比17.8ポイント減)の大幅な減少と対照的な結果となりました。

 また、目標CV達成が65.4%(2024年比13.9ポイント増)と大幅に改善した一方で、54.2%が前年比でCPAの上昇を実感しています。CPA高騰対策では、「高品質のコンテンツ制作」(33.6%、2024年比9.0ポイント増)が躍進するという興味深い変化が見られました。

 さらに、新設問として調査した生成AI活用状況では、63.6%が、広告施策に生成AIを活用しており、特に「配信データの分析・改善提案」(48.5%)や「クリエイティブ制作」(45.6%)での活用が進んでいます。最後に、生成AIを活用している担当者の92.6%が、CPA改善効果を実感していることが判明しました。

 今回の調査結果から、BtoB企業の広告施策が大きな転換期を迎えていることが浮き彫りになりました。限られた予算の中で成果を最大化するため、SNS広告への注力、コンテンツマーケティングの実施、そして生成AIの積極的な活用という3つの軸で施策の最適化が進んでいます。特に生成AIの活用によるCPA改善効果は顕著であり、今後のBtoBマーケティングにおける重要な差別化要因となることが予想されます。

本調査のダウンロードはこちら:
https://ideatech.jp/download/250/?utm_source=pr_250722

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