

2025.06.19
2025.06.19
グローバルアドテクノロジーのリーダーであるThe Trade Desk(NASDAQ:TTD)は、広告主がパブリッシャーとの戦略的な1対1のディール(取引)や、アップフロント契約を管理できるKokaiプラットフォームの革新的な新機能「Deal Desk」を発表しました。Deal Deskは、広告主とパブリッシャーの双方に対し、ディールのパフォーマンス、品質、配信ペースに関してこれまでにない透明性とインサイトを提供し、パフォーマンスが期待通り振るわない場合には、プレミアムインターネット上での代替となる選択肢を提示します。
広告主とパブリッシャー、およびその他のインベントリ(広告在庫)アグリゲーター間のデジタル広告ディールは、プログラマティック広告支出の大きな割合を占めていますが、インプレッションの品質と配信ペースに関する可視性が不足していることにより、多くのディールが期待を下回る結果となっています。Deal Deskは業界初となる試みとして高度なAIを活用し、広告主とパブリッシャーがディールのパフォーマンスを把握し、キャンペーンの最適化を可能にします。さらに、Deal Deskは、オープンマーケットや「セラーズ・アンド・パブリッシャーズ 500 プラス (Sellers and Publishers 500 Plus)」などのプレミアムマーケットプレイスにおけるプレミアムインターネットの広告在庫の選択肢を広告主に提供します。
The Trade Deskのインベントリ開発担当シニアバイスプレジデントであるウィル・ドハティは以下のように述べています。
「The Trade Deskは、オープンインターネットにおけるデジタル広告のサプライチェーンの改善に取り組んでおり、ディールのパフォーマンス向上はその取り組みにおける中核をなす要素です。これまでのディールは、AIの進歩や、透明性に追いついておらず、洗練されたメディアバイヤーやセラーが求める水準に達していません。Deal Deskは、業界にとって待望のイノベーションであり、広告主とプレミアムパブリッシャーパートナーとの戦略的関係の進展に貢献します。」
Deal Deskには、以下のような革新的な新機能とイノベーションが含まれています:
プライベートマーケットプレイス(PMP)のディールにおいて、Deal Deskを既に採用しているパブリッシャーには、ディズニーなどの業界大手企業も含まれています。
Disneyのアドレッサブルセールス担当シニア・バイス・プレジデントであるジェイミー・パワー氏は以下のように述べています。
「より多くのバイヤーが入札ベースのアクティベーションへと移行する中で、当社は広告主が成果を出すために必要なツール、アクセス、柔軟性を提供することに注力しています。当社は常に広告主を第一に考えており、The Trade Deskとのパートナーシップは、広告主のニーズに応え、買い付け方法の変化に伴う最善のパフォーマンスと効率を実現してくれます。」
Deal Deskは2025年第3四半期にベータテスト版が提供開始予定です。
*セラーズ・アンド・パブリッシャーズ 500 プラス (Sellers and Publishers 500 Plus)の詳細については、こちら(英語)をご覧ください。
※本リリースは米国カリフォルニアで6月9日(現地時間)に発表されたリリースの抄訳版です。
【The Trade Deskについて】
The Trade Deskは広告バイヤーを支援するテクノロジー企業です。広告バイヤーはThe Trade Deskのセルフサービス型クラウドベースのプラットフォームを通じて、広告フォーマット全般にわたり、PC、モバイル、コネクテッドTVなど多数のデバイス上で、デジタル広告キャンペーンを作成、管理、最適化できます。主要なデータパートナー、インベントリパートナー、パブリッシャーパートナーと接続することでリーチと運用効率を確実に最大化し、またEnterprise™ APIによりプラットフォームのカスタマイズが可能です。The Trade Deskは米国カリフォルニア州ベンチュラに本社を置き、米国、欧州、アジアにオフィスを構えています。The Trade Deskに関する詳細はhttps://www.thetradedesk.com/jpまたはFacebook、Twitter、LinkedIn、YouTubeをご参照ください。
●The Trade Desk
●The Trade Desk、デジタル広告取引のパフォーマンスを可視化・最適化する革新的なアプローチを実現する「Deal Desk」のローンチを発表