ニュース・WEB広告・ツール・事例・ノウハウまで
デジタルマーケティングの今を届けるWEBメディア

youtube
feed

【調査レポート】102社が明かす!インフルエンサーマーケティング成功の“リアル”戦略と課題

時計2025.06.18

更新2025.06.18

【調査レポート】102社が明かす!インフルエンサーマーケティング成功の“リアル”戦略と課題

活用目的から成功要因、予算感、課題まで——企業担当者の本音に迫る定量データ公開

hotice株式会社は、企業マーケティング担当者を対象に「インフルエンサーマーケティングの活用実態」に関するインターネット調査を実施しました。
 本調査では、企業の活用目的・プラットフォーム選定・費用感・成果・課題点などを定量的に可視化し、2025年時点でのリアルな運用実態を明らかにしています。

https://hoticeglobal.com/blog/influencer/inside-influencer-marketing-survey/

調査概要

  • 調査主体:hotice株式会社
  • 調査協力:合同会社RASA JAPAN
  • 調査手法:インターネット調査
  • 調査時期:2025年5月
  • 調査対象:インフルエンサー施策を実施した国内企業マーケティング担当者
  • 有効回答数:102名

調査背景と目的

Z世代・ミレニアル世代を中心にSNSが情報接触の中心となる中、企業にとってインフルエンサーマーケティングの戦略的重要性は年々高まっています。
 一方で「費用対効果が見えにくい」「施策の最適化が難しい」といった声も多く、明確なノウハウを持つ企業はまだ少数です。

本調査は、施策経験者のリアルな声を定量データで集約することで、企業間の知見を可視化し、今後のSNS活用に役立てていただくことを目的としています。

主な調査結果

施策目的のトップは「ブランディング」(57.8%)
 ついで「購買促進」「採用」「UGC獲得」など、多様な目的で活用されていることが明らかに。

施策目的のトップは「ブランディング」(57.8%)

起用プラットフォームは「YouTube」が最多(59.8%)
 Instagram(52.0%)、X(旧Twitter)(51.0%)も高水準。

起用プラットフォームは「YouTube」が最多(59.8%)

インフルエンサー選定では「親和性(53.9%)」が最重視
 フォロワー数・実績と並んで、世界観やブランド適合性が重視されている。

インフルエンサー選定では「親和性(53.9%)」が最重視

起用予算は「10万円未満」「30〜50万円」が主流
 50万円未満の施策が全体の約56%を占め、ライトな起用から始める企業が多数。

起用予算は「10万円未満」「30〜50万円」が主流

施策の効果は「ある程度感じた」が最多(51.0%)
 「大いに感じた」(28.4%)とあわせて、約8割の企業が何らかの成果を実感。

施策の効果は「ある程度感じた」が最多(51.0%)

成功要因は「クリエイティブの質が高かった」(52.0%)が最多
 SNS選定やフォロワー反応の良さも成功を後押し。

成功要因は「クリエイティブの質が高かった」(52.0%)が最多

課題としては「商品の理解不足のまま発信された」が最多(42.9%)
 インフルエンサー選定・プラットフォーム選定の難しさも上位に。

課題としては「商品の理解不足のまま発信された」が最多(42.9%)

詳細分析(一部抜粋)▶ 業種構成

IT・通信(27.5%)、教育・人材(12.7%)、広告・マーケティング(11.8%)、製造業・飲食・流通など、業種は多岐にわたる。

▶ 起用SNS(複数選択可)

  • YouTube:59.8%
  • Instagram:52.0%
  • X(旧Twitter):51.0%
  • TikTok:39.2%
  • Facebook:29.4%

▶ 成果実感(単一選択)

  • 少々感じた:51.0%
  • 大いに感じた:28.4%
  • あまり感じなかった:18.6%
  • 全く感じなかった:2.0%

▶ 主な成功要因(複数選択可)

  • クリエイティブの質が高かった:52.0%
  • SNSの選定が適切だった:48.0%
  • フォロワーの反応が良かった:36.3%

マーケティング戦略への示唆

インフルエンサーマーケティングは、「チャネル」ではなく「体験と文脈」で価値を届ける時代へと移行しています。
 成功企業の共通項としては、次の3点が挙げられます:

  • 目的とKPIを明確に設計している
  • ブランドと親和性の高いクリエイターを起用している
  • クリエイティブに十分な企画工数と演出投資をしている

今後は、効果測定指標の可視化、クリエイティブの統一設計、エンゲージメントの質に注目が集まると考えられます。hoticeではインフルエンサーの選定から投稿設計、分析まで一貫して支援しています。

関連リンク

合同会社RASA JAPAN
【調査レポート】102社が明かす!インフルエンサーマーケティング成功の“リアル”戦略と課題

当ウェブサイトでは、サイトの利便性向上を目的に、クッキーを使用しております。
詳細はプライバシーポリシーをご覧ください。また、サイト利用を継続することにより、クッキーの使用に同意するものとします。
同意する