「どの商品」を「いつ・どこで」検索した？販促の効果測定や購買需要予測、サイト改善に活用

TOPPANグループの株式会社ONE COMPATH（ワン・コンパス）が運営する法人向け地図ソリューション「Mapion Biz」では、メーカー企業のサイトで自社製品の取扱い店舗を検索できる「買えるお店マップ」を提供しています。このたび、取扱い店舗検索サイトを訪れたユーザーの分析ができる新機能「マップトラッキング」の本格提供を開始しました。

本機能により、「どの商品」を「いつ」「どのエリアで」検索したか、「どの店舗」を実際に表示したかなどのサイト全体の訪問者傾向や商品検索傾向などの分析が可能になり、販促施策の効果測定や購買需要の事前把握、サイト改善などにも活用できます。

サービスページ：https://www.mapion.co.jp/sales/service/asp_products/　

■背景

Mapion Bizの「買えるお店マップ」は、店舗情報データと商品の出荷データを組み合わせることで、商品を取り扱う最寄りの店舗を自社サイトで検索・案内ができるサービスです。生活者は商品をどの店舗で購入できるかを企業に問い合わせることなく自身で調べることができます。メーカー企業のお客様相談室の業務負荷軽減に加え、SNS施策や電子チラシサービス「Shufoo!（シュフー）」との連携も可能で、商品認知から送客といったマーケティング施策にも活用いただいています。

一方で、導入企業からは「買えるお店マップ」の検索ログは購買前の予備行動における貴重なユーザデータであるものの、効果的な活用ができていないという声も多く寄せられていました。そのような声より、「買えるお店マップ」に特化したユーザー分析ができる機能「マップトラッキング」を開発しました。

■「マップトラッキング」の詳細

検索サイトの閲覧数や利用時間帯はもちろん、商品別や取扱い店舗別の傾向なども使いやすいUIで分析できるようになりました。エリア分析や、どの取扱い店舗情報が表示されたかもわかるため、潜在的な商品ニーズの把握や、プロモーションの効果測定、さらには取引先小売との商談時の補足データとしても活用できます。

（１）サイト全体の訪問者傾向を分析

サイト全体の訪問者動向を多角的に分析できます。PV（ページビュー）やUU（ユニークユーザー）の基本指標に加え、時間帯別のアクセス推移、検索キーワードのトレンド、訪問者の性別や年齢と言った属性データまで可視化します。

（２）商品単位やエリア別など高度な分析

商品単位での詳細な訪問者分析ができます。商品別の利用動向から、エリア別の需要傾向まで、より深い顧客インサイトの把握が可能になります。これにより、商品ごとの訪問者傾向を多角的に分析し、マーケティング施策との相関性や効果的な販促施策の立案、消費者ニーズの把握に活用できます。

■Mapion Biz「買えるお店マップ」について

店舗情報データと商品の出荷データを組み合わせることで、商品を取り扱う最寄りの店舗を自社サイトで検索・案内ができるサービスです。2017年12月に「取扱い店舗検索サービス」として提供開始。2024年9月に「買えるお店マップ」にサービス名を変更しました。お客様相談センターの業務負荷軽減のほか、SNSや当社が運営する電子チラシサービス「Shufoo!」との連動など、プロモーションやマーケティングにも活用できます。

■法人向け地図ソリューション事業「Mapion Biz」について

月間1,200万人が利用する地図検索サービス「Mapion」をベースとし、法人向けに展開している地図ソリューション事業です。これまでに300社以上に導入されています。2020年11月、「Mapion Biz」としてブランド統合しました。「店舗検索サービス」「買えるお店マップ」「Googleビジネスプロフィール連携」「地図配信API・各種APIサービス」などを展開しています。

URL　https://www.mapion.co.jp/sales/　

関連リンク

●株式会社ONE COMPATH
●Mapion Biz、自社製品の取扱い店舗検索ページに訪れたユーザー動向を分析できる新機能「マップトラッキング」本格提供開始