

2025.02.25
2025.02.25
目次
Micoworks株式会社は、エコー・ジャパン株式会社がLINEを活用したマーケティングプラットフォーム「MicoCloud(ミコクラウド)」を活用し、顧客行動に応じた配信をおこない、LINE経由のセール売上2倍を達成したことを発表します。
来店顧客とLINE公式アカウントでつながり、顧客の関心や行動に基づくパーソナライズ配信をおこないECの売上最大化を図っています。
国内の靴・履物市場は、コロナ禍の外出自粛による需要縮小を経て、回復にむかっています。2023年度の国内靴・履物小売市場規模は1兆2,265億円と推計され、コロナ禍前の2019年度市場規模には⾄らないものの、前年度比9.5%増で推移しています。
とくにコロナ以後はリモート勤務やハイブリッドワークの増加によるオフィスウェアの多様化が進み、ビジネスシーンにおいてもスニーカーライクなスタイルや機能性の高いシューズがより広く受け入れられるようになるなど、消費者のトレンドが変化しています。
世界90カ国以上で展開する北欧発のグローバルシューズブランド「ECCO(エコー)」の日本法人であるエコー・ジャパンは、国内約50店舗とECサイトを軸に、レザーシューズを中心とした製品の販売をおこなっています。
革製品ならではの上質さと、自分の足にフィットする履き心地の良さを求める生活者のニーズに合った商品提案をおこなうため、パーソナライズされたコミュニケーションによる顧客関係の構築を目指し「MicoCloud」を導入しました。
(出典)「靴・履物小売市場に関する調査を実施(2024年)」(矢野経済研究所)
ユーザーの興味ジャンルに基づくセグメント配信をおこない、一斉配信と比べた配信反応率が3倍となっています。そして、2024年11月に実施した直近のブラックフライデーセールでは夏のセールに比べて、LINE経由の売上が2倍と、LINEからの配信メッセージをきっかけに販促期のEC売上最大化につなげています。
Webタグ連携により、ECサイトでの閲覧履歴やカート落ちなどユーザー行動をトリガーに自動配信を行っています。たとえば、カート落ち3時間後に「お買い忘れはございませんか?」といったリマインドメッセージを配信し、購入検討中のお客様へ最後のひと押しとなるコミュニケーションをおこなっています。その結果、配信の購入完了率が向上。カート落ち配信のROASは4倍と、売上効率向上につながっています。
日本のお客様は日常的にLINEを利用し、密接なコミュニケーションを好まれます。MicoCloudの導入により、お客様にとって身近に感じられるチャネルで、一人ひとりの興味やニーズに合ったアプローチができるようになりました。今後は、顧客体験の向上とマーケット拡大を見据えて、より精緻なセグメンテーションとパーソナライズ配信で、一人ひとりの生活シーンに合わせたシューズの提案をおこないたいと考えています。
LINE経由のセール売上が約2倍に!
エコー・ジャパン様のEC売上最大化に向けたLINE活用の詳細は以下からご覧ください。
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●エコー・ジャパン株式会社が「MicoCloud(ミコクラウド)」を活用し、顧客行動に応じた配信でLINE経由のセール売上2倍を達成