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顧客の声(Voice of Customer 以下 VOC)を活用したマーケティング事業を手掛ける株式会社Koeeruは、インドネシアのZ世代である20代400名を対象に、普段の購買行動や訪日関心度について自主調査を実施しました。
インドネシアのZ世代は、総人口の約25%を占め、社会や経済に大きな影響を与える世代です。彼らはデジタルネイティブであり、スマートフォンやSNS、オンラインショッピングを活用して情報収集や商品購入を行うことが一般的であり、日本企業がこの成長市場にアプローチしていくためには、インドネシアZ世代のニーズや価値観を理解し、適切なマーケティングや商品戦略をとっていくことが重要となります。Koeeruでは、グローバルZ世代へのビジネスを展開を前進させる手がかりとなるデータを、自主調査を通して定期的に発表していきます。
【インドネシアZ世代調査の結果サマリー】
対象国: インドネシア
サンプルサイズ: 400名(男性336名、女性64名)
対象者: 20〜29歳 男性・女性
調査期間: 2024年10月21日~22日
調査方法: オンライン調査(Koeeruによるグローバルリサーチ)
「品質」と「価格」が最も高く、回答者の60%以上が購入決定における重要な考慮事項として挙げています。続いて「オンラインレビュー」が36.5%となり、「家族や友人からの推奨」11.5%よりも高いことから、Z世代においてはオンラインでの評価や口コミの方がより購入決定時の参考にされていることが明らかになりました。
Z世代消費者の認識を形成する上で、デジタルプラットフォームがその役割を大きく担っていることから、企業にとっては、それらを上手く取り入れた広告マーケティングやコンテンツを展開していくことが消費者との関係やブランドへの信頼感の構築に繋がっていきます。
購入チャネルについて所得レベル別に見たところ、どの層においてもオンラインショッピングの利用度は約半数程度あり、特に高所得層の消費者の間では、オンラインと実店舗の両方を利用するオムニチャネルでのショッピング傾向が強いようです。デジタルネイティブであることから、積極的にオンラインの販売チャネルを活用しており、オンラインで情報収集したのち、実店舗で実物を見て購入するなど、複数のチャネルを行き来して商品を検討・購入することが多いため、それぞれのチャネルのメリットを上手く活かしながら彼らの購買意欲を高めていくシームレスな連携と戦略の検討が効果的なアプローチとなりそうです。
日本への訪問に関心を持つ回答者が選んだのは、1位「四季の自然(桜、紅葉、雪など)」55.9%、2位「日本食」50.4%、3位「有名観光地の訪問」44.1%と続きます。僅差で4位となったのは、「日本のポップカルチャー」43.0%で、今回の調査では20代、その中でも特に男性が84.0%を占めていることから、Z世代インドネシア男性にとって、日本のアニメや漫画、J-POPなどのポップカルチャーに十分な魅力を感じていることが伺えます。このような日本独自の文化を切り口に、関連するコンテンツやイベントなどを通して集客施策をとることも一つです。
Koeeruは、訪日外国人(インバウンド)向けビジネスやECを活用した輸出、自社サービスの海外展開など越境ビジネスに挑戦する企業を、海外の一次情報収集(VOCの収集)をメインに支援しています。
消費者の多様なニーズを把握して商品・サービス、マーケティング施策を構築していくことがリスクを抑えた海外進出の鍵となるため、Koeeruが調査作成からレポート納品までを伴走支援する特別パッケージを期間限定でご用意しました。
この機会に、Koeeruのグローバルリサーチプラットフォームを活用して、時間やコスト、労力を抑えながらの海外進出の第一歩を一緒に踏み出してみませんか。
♦キャンペーン詳細はこちら:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000083990.html
♦本調査の参考資料は下記よりダウンロードいただけます。
https://prtimes.jp/a/?f=d83990-26-95890cfbb386886fe2607e5a535c2f6c.pdf
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社Koeeru(担当:佐藤)
TEL: 0467-38-4220
E-mail: hello@koeeru.com