〜半数以上が、2023年よりも「広告施策のCPAの上昇」を実感〜

　ワンストップでリサーチデータマーケティングを実現する「リサピー®️」（https://ideatech.jp/service/research-pr）を運営する株式会社IDEATECHは、BtoB事業の広告担当者130名を対象に、【2024年版】BtoB広告施策の定点調査を実施しましたので、お知らせいたします。

　尚、本調査は2023年に発表した同内容の調査（※1）の定点観測調査です。

本調査のダウンロードはこちら：https://ideatech.jp/download/174/?utm_source=pr_240910

調査概要

• 調査名称：【2024年版】BtoB広告施策の定点調査
• 調査方法：IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
• 調査期間：2024年8月30日〜同年8月30日
• 有効回答：BtoB事業の広告担当者130名

※1｜【2023年版】BtoB企業の広告施策の実態調査：2023年11月24日〜同年11月25日https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000193.000045863.html

※2｜構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

≪利用条件≫
1　情報の出典元として「リサピー®︎」の名前を明記してください。
2　ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL：https://ideatech.jp/service/research-pr

実施しているインターネット広告施策、2023年と同じく「リスティング広告」「SNS広告」が上位

　「Q1.あなたのお勤め先で行っているインターネット広告施策を教えてください。（複数回答）」（n=130）と質問したところ、「リスティング広告」が47.7%、「SNS広告」が43.8%、「ディスプレイ広告」が36.2%という回答となりました。

＜2024年（n=130）＞
・リスティング広告：47.7%
・SNS広告：43.8%
・ディスプレイ広告：36.2%
・記事広告：32.3%
・アフィリエイト広告：27.7%
・動画広告：26.2%
・純広告：23.1%
・ネイティブ広告：22.3%
・アドネットワーク広告（DSP）：18.5%
・デジタル音声広告：4.6%
・その他：1.5%
・わからない/答えられない：10.8%

＜2023年（n=107）＞
・SNS広告：44.9%
・リスティング広告：43.0%
・記事広告：38.3%
・ディスプレイ広告：37.4%
・動画広告：36.4%
・アフィリエイト広告：28.0%
・ネイティブ広告：27.1%
・純広告：27.1%
・アドネットワーク広告（DSP）：22.4%
・デジタル音声広告：11.2%
・その他：0.0%
・わからない/答えられない：12.1%

マーケティング予算における広告予算、「30%未満」が59.2%に上る、2023年から13.3ポイント増加

　「Q2.あなたのお勤め先ではマーケティング予算における、広告予算はどのくらいの割合になっていますか。」（n=130）と質問したところ、「10%未満」が20.8%、「10~20%未満」が19.2%、「20～30％未満」が19.2%という回答となりました。

＜2024年（n=130）＞
・10%未満：20.8%
・10～20%未満：19.2%
・20～30%未満：19.2%
・30～40%未満：10.0%
・40～50%未満：7.7%
・50～60%未満：4.6%
・60～70%未満：3.8%
・70～80%未満：0.8%
・80～90%未満：0.0%
・90～100%：0.0%
・予算設定はない：4.6%
・わからない/答えられない：9.2%

＜2023年（n=107）＞
・10%未満：13.2%
・10~20%未満：12.1%
・20~30％未満：20.6%
・30~40%未満：16.8%
・40~50％未満：9.3%
・50~60%未満：3.7%
・60~70％未満：1.9%
・70~80%未満：2.8%
・80~90％未満：1.9%
・90~100%：0.9%
・予算設定はない：7.5%
・わからない/答えられない：9.3%

51.5%の企業が、「目標CVを達成できている」と回答、2023年比8.9ポイント減

　「Q3.2024年の現在、広告施策において目標CV数を達成できていますか。」（n=130）と質問したところ、「大幅に達成している」が15.3%、「やや達成している」が36.2%という回答となりまし

＜2024年（n=130）＞
・大幅に達成している：15.3% 
・やや達成している：36.2% 
・未達である：32.3% 
・わからない/答えられない：16.2%

＜2023年（n=107）＞
・大幅に達成している：33.0%
・やや達成している：27.4%
・未達である：25.5%
・わからない：14.2%

約6割が、広告施策における目標CPAを「下回っている」実態

　「Q4.2024年の現在、広告施策において目標CPAを下回っていますか。」（n=130）と質問したところ、「大幅に下回っている」が10.1%、「下回っている」が48.5%という回答となりました。

＜2024年（n=130）＞
・大幅に下回っている：10.1%
・下回っている：48.5%
・上回っている：20.0%
・わからない：21.5%

＜2023年（n=107）＞
・大幅に下回っている：9.3%
・下回っている：48.6%
・上回っている：21.5%
・わからない：20.6%

広告施策について、50.8%が、2023年と比較して「CPAの上昇」を実感、2023年から8.0ポイント減少

　「Q5.お勤め先の広告施策では2023年と比較して、CPAは上がっていますか。」（n=130）と質問したところ、「大幅に上昇している」が7.7%、「やや上昇している」が43.1%という回答となりました。

＜2024年（n=130）＞
・大幅に上昇している：7.7%
・やや上昇している：43.1%
・変わらない：33.8%
・下がっている：2.3%
・わからない：13.1%

＜2023年（n=107）＞
・大幅に上昇している：10.2%
・やや上昇している：48.6%
・変わらない：24.3%
・下がっている：1.9%
・わからない：15.0%

CPA高騰への対策、第1位「コンテンツマーケティングの実施」

　「Q6.CPA高騰に対して、行っている対策を教えてください。（複数回答）」（n=130）と質問したところ、「コンテンツマーケティングの実施」が39.2%、「無駄な広告費用を減らす」が30.0%、「最適な予算のアロケーション」が27.7%という回答となりました。

＜2024年（n=130）＞
・コンテンツマーケティングの実施：39.2%
・無駄な広告費用を減らす：30.0%
・最適な予算のアロケーション：27.7%
・検索エンジン最適化（SEO）強化：26.2%
・高品質のコンテンツ制作：24.6%
・顧客関係管理（CRM）システム投資：23.8%
・キーワードの最適化：20.0%
・データ分析活用：19.2%
・コンバージョン数を増やす：16.2%
・SNS活用：14.6%
・LPの改善：11.5%
・新たなマーケティングチャネル導入：6.2%
・その他：0.8%
・特にない：10.8%
・わからない/答えられない：9.2%

＜2023年（n=107）＞
・コンテンツマーケティングの実施：45.8%
・高品質のコンテンツ制作：38.3%
・無駄な広告費用を減らす：31.8%
・検索エンジン最適化（SEO）強化：27.1%
・キーワードの最適化：25.2%
・顧客関係管理（CRM）システム投資：24.3%
・最適な予算のアロケーション：23.4%
・コンバージョン数を増やす：18.7%
・SNS活用：15.0%
・データ分析活用：14.0%
・LPの改善：8.4%
・新たなマーケティングチャネル導入：8.4%
・その他：0.0%
・特にない：6.5%
・わからない/答えられない：8.4%

まとめ

　今回は、BtoB事業の広告担当者130名を対象に、【2024年版】BtoB広告施策の定点調査を実施しました。

　まず、BtoB企業が実施しているインターネット広告施策では、2023年と同じく「リスティング広告」（47.7%）、「SNS広告」（43.8%）が上位になりましたが、マーケティング予算における広告予算については、「30%未満」が59.2%に上り、2023年から13.3ポイント増加しました。また、約6割が、広告施策における目標CPAを「下回っている」と回答しているものの、50.8%（2023年比8.0ポイント減）が、2023年と比較して「CPAの上昇」を実感しています。さらに、実施しているCPA高騰対策としては、第1位「コンテンツマーケティングの実施」（39.2%）、第2位「無駄な広告費用を減らす」（30.0%）という結果になりました。

　今回の調査では、BtoB企業の多くが、広告施策の効果向上とCPA対策に課題を抱えている実態が明らかになりました。限られた広告予算の中で成果を出すためには、広告施策の見直しが急務です。コンテンツマーケティングなどの施策を活用することで、広告費の削減やCPA改善が期待できるでしょう。

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