〜マーケティング予算に占める広告予算も明らかに〜
ワンストップでリサーチデータマーケティングを実現する「リサピー®️」(https://ideatech.jp/service/research-pr)を運営する株式会社IDEATECHは、BtoB事業の広告担当者130名を対象に、【2024年版】BtoB企業の広告施策の実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。
本調査のダウンロードはこちら:https://ideatech.jp/download/173/?utm_source=pr_240905
目次
調査概要
- 調査名称:【2024年版】BtoB企業の広告施策の実態調査
- 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
- 調査期間:2024年8月30日〜同年8月30日
- 有効回答:BtoB事業の広告担当者130名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「リサピー®︎」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://ideatech.jp/service/research-pr
4割以上が「リスティング広告」「SNS広告」を実施
「Q1.あなたのお勤め先で行っているインターネット広告施策を教えてください。(複数回答)」(n=130)と質問したところ、「リスティング広告」が47.7%、「SNS広告」が43.8%、「ディスプレイ広告」が36.2%という回答となりました。
- リスティング広告:47.7%
- SNS広告:43.8%
- ディスプレイ広告:36.2%
- 記事広告:32.3%
- アフィリエイト広告:27.7%
- 動画広告:26.2%
- 純広告:23.1%
- ネイティブ広告:22.3%
- アドネットワーク広告(DSP):18.5%
- デジタル音声広告:4.6%
- その他:1.5%
- わからない/答えられない:10.8%
マーケティング予算における広告予算、約6割が「30%未満」と回答
「Q2.あなたのお勤め先ではマーケティング予算における、広告予算はどのくらいの割合になっていますか。」(n=130)と質問したところ、「10%未満」が20.8%、「10~20%未満」が19.2%、「20~30%未満」が19.2%という回答となりました。
- 10%未満:20.8%
- 10~20%未満:19.2%
- 20~30%未満:19.2%
- 30~40%未満:10.0%
- 40~50%未満:7.7%
- 50~60%未満:4.6%
- 60~70%未満:3.8%
- 70~80%未満:0.8%
- 80~90%未満:0.0%
- 90~100%:0.0%
- 予算設定はない:4.6%
- わからない/答えられない:9.2%
半数以上が、「目標CVを達成できている」と回答
「Q3.2024年の現在、広告施策において目標CV数を達成できていますか。」(n=130)と質問したところ、「大幅に達成している」が15.3%、「やや達成している」が36.2%という回答となりました
- 大幅に達成している:15.3%
- やや達成している:36.2%
- 未達である:32.3%
- わからない/答えられない:16.2%
約6割が、広告施策における目標CPAが「下回っている」実態
「Q4.2024年の現在、広告施策において目標CPAを下回っていますか。」(n=130)と質問したところ、「大幅に下回っている」が10.1%、「下回っている」が48.5%という回答となりました。
- 大幅に下回っている:10.1%
- 下回っている:48.5%
- 上回っている:20.0%
- わからない:21.5%
広告施策について、50.8%が、2023年と比較して「CPAが上昇している」ことを実感
「Q5.お勤め先の広告施策では2023年と比較して、CPAは上がっていますか。」(n=130)と質問したところ、「大幅に上昇している」が7.7%、「やや上昇している」が43.1%という回答となりました。
- 大幅に上昇している:7.7%
- やや上昇している:43.1%
- 変わらない:33.8%
- 下がっている:2.3%
- わからない:13.1%
CPA高騰対策、「コンテンツマーケティング」が39.2%で最多に
「Q6.CPA高騰に対して、行っている対策を教えてください。(複数回答)」(n=130)と質問したところ、「コンテンツマーケティングの実施」が39.2%、「無駄な広告費用を減らす」が30.0%、「最適な予算のアロケーション」が27.7%という回答となりました。
- コンテンツマーケティングの実施:39.2%
- 無駄な広告費用を減らす:30.0%
- 最適な予算のアロケーション:27.7%
- 検索エンジン最適化(SEO)強化:26.2%
- 高品質のコンテンツ制作:24.6%
- 顧客関係管理(CRM)システム投資:23.8%
- キーワードの最適化:20.0%
- データ分析活用:19.2%
- コンバージョン数を増やす:16.2%
- SNS活用:14.6%
- LPの改善:11.5%
- 新たなマーケティングチャネル導入:6.2%
- その他:0.8%
- 特にない:10.8%
- わからない/答えられない:9.2%
まとめ
今回は、BtoB事業の広告担当者130名を対象に、【2024年版】BtoB企業の広告施策の実態調査を実施しました。
今回の調査の結果、BtoB企業の半数以上が、昨年と比較して広告施策のCPAの高騰を実感しており、その対策として「コンテンツマーケティングの実施」が最も多く選ばれています。インターネット広告施策の実施状況では、「リスティング広告」が47.7%で最も多く、マーケティング予算のうち広告費の割合は「10~20%未満」と「20~30%未満」が19.2%で同率1位の結果となりました。また、広告施策におけるCPAの目標を下回っていると感じている企業は約6割に上ります。
今回の調査では、BtoB企業が広告施策のCPAの高騰に直面し、従来の広告施策の見直しを迫られている実態が浮き彫りとなりました。企業は、限られた予算の中で成果を上げるために、コンテンツマーケティングへのシフトを進めているようです。質の高いコンテンツは、ユーザーの興味を引き、クリック率を向上させることで、広告の品質スコアを高めます。コンテンツがユーザーにとって有益であれば、サイト内での滞在時間が延び、離脱率が低下するため、最終的にCPAの改善につながるでしょう。多くの企業が取り組むコンテンツマーケティングを成功に導くには、質の高いコンテンツ制作が鍵となるのではないでしょうか。
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