ファンマーケティングを検討したことがある企業はおよそ9割!その目的とは?
2023.12.12
2023.12.12
目次
実際にマーケティングの効果を実感できている企業はどのくらい?
Grip Company Co.,Ltd(所在地:韓国、代表者名:キム・ハンナ)は、Toc企業PR担当者を対象に「企業が取り組んでいるPR」に関する調査を実施しました。
ビジネスを行う上で必須となるマーケティング。
消費者に対し的確にアピールすることで顧客の獲得、売上の拡大へとつながりますが、企業ではファンマーケティングとしてどのような施策を行っているのでしょうか?
また、ファンマーケティングを行ってみて実際に効果を実感できている方はどのくらいいるのでしょう。
そこで今回、企業向けSaaS型ライブコマース・ショート動画ソリューション「Grip cloud」を提供するGrip Company Co.,Ltd(https://gripcloud.show/jp)は、Toc企業PR担当者を対象に「企業が取り組んでいるPR」に関する調査を実施しました。
<調査概要>
調査概要:「企業が取り組んでいるPR」に関する実態調査
【調査期間】2023年11月6日(月)~2023年11月7日(火)
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査
【調査人数】1,004人
【調査対象】調査回答時にToc企業のPR及びマーケティング担当者であると回答したモニター
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
【企業で取り組むPR・マーケティング】目的は「認知度拡大」が約半数!
はじめに、オンラインPR・マーケティングの目的を伺いました。
「企業で取り組むオンラインPR・マーケティングの目的は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『認知度の拡大(54.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『ファンの獲得(42.5%)』『製品のよさを伝える(41.3%)』と続きました。
企業や商品の認知度を拡大するためにPRやマーケティング活動を行っている企業が多いようですが、具体的にはどんな媒体を使っているのでしょうか。
「具体的に施策を行った媒体は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『X(Twitter)(46.5%)』と回答した方が最も多く、次いで『Instagram(44.3%)』と続きました。
SNSを活用したPRやマーケティング活動を積極的に行う企業が多いことがわかりました。
約45%の方がマーケティングを行う上で「人員確保」に悩んでいる
続いてファンマーケティングについて伺いました。
「ファンマーケティングとして何かしらの施策を検討したことがありますか?」と質問したところ、以下のような結果になりました。
検討したことはある(47.4%)
検討し、実施したことがある(38.5%)
検討し、今も実施している(9.5%)
検討したことはない(4.6%)
ファンマーケティングを検討したことがある企業はおよそ9割という結果になりました。
ファンマーケティングとは、企業が提供する商品やサービスを愛してくれるファンを増やし、売り上げを拡大していくマーケティング戦略のことです。
そのようなマーケティング戦略を検討した理由とは何だったのでしょうか。
「ファンマーケティングとして何かしらの施策を検討・実施した理由は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『ブランド認知度の向上(56.3%)』と回答した方が最も多いという結果となりました。
およそ6割の企業が、自社ブランドを広く認知させるためにファンマーケティングを検討したことがわかりました。
では、実際にファンマーケティングを行ううえで、悩んだ点はあったのでしょうか。
「マーケティングをする際に悩んだ点は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『人員の確保(45.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『予算の確保(42.8%)』と続きました。
ファンマーケティングの施策として、SNSやライブ配信の活用、ファンコミュニティの構築などがあります。
それらを運営する人員や予算を確保するのが難しかったと感じている方が多いことが明らかになっています。
半年以内でファンマーケティングの成果を実感したい方が多い!
では次に、自社でECサイトを持っているか伺いました。
「自社のECサイトはありますか?」と質問したところ、およそ8割の方が『ある(77.0%)』と回答しました。
自社のECサイトへの集客が目的で、ファンマーケティング施策を打ち出す企業は多いでしょう。
続いて、マーケティングチームの規模を伺いました。
■マーケティングチームの規模(予算)を具体的に教えてください
・マーケティング部門5名程度 、予算1000万円(30代/男性/東京都)
・年間300万円(40代/男性/福岡県)
・予算として具体的には決められていないが、年間でかかっている費用としては、50万円くらい(40代/男性/広島県)
・年間50万円くらいだと思います(50代/男性/埼玉県)
マーケティング部門の予算には、企業によって大きな開きがあるようです。
次に「どれくらいの期間でファンマーケティングの成果を実感したいですか?」と質問したところ、『半年以内(35.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『1年以内(34.1%)』『3か月以内(12.6%)』と続きました。
およそ半数の方が半年以内、全体の約8割の方が1年以内にはファンマーケティングの成果を出したいと回答しています。
ファンマーケティングには、比較的短期間での成果を求めている方が多いという結果になっています。
実際にマーケティングの効果を実感できている方の割合とは?
続いて、現在のマーケティング施策で効果を実感できているのか伺いました。
「マーケティングを行ってみて実際に効果を実感できていますか?」と質問したところ、以下のような結果になりました。
とても実感できている(19.7%)
ある程度実感できている(56.5%)
あまり実感できていない(20.9%)
まったく実感できていない(2.9%)
およそ8割の方がマーケティングの効果を実感できていると回答しています。
一方、約2割の方が効果を実感できていないことが明らかになりました。
マーケティングの効果を実感できない理由を具体的に伺ってみましょう。
■実感できていないと思う理由とは…
・効果が目に見えて表れない(30代/女性/三重県)
・顧客の増加があまり良くない(40代/女性/愛知県)
・反響が少ないから(50代/男性/新潟県)
・数字が伸びない(50代/男性/東京都)
なかなか集客ができず売上が思うように伸びていないと感じていることがわかりました。
顧客の獲得や売上の拡大のためにマーケティングは必須ですが、実際には効果的なマーケティングを実践できていない企業が少なくないようです。
まとめ:ファンマーケティングで成果を出すにはより効果的な施策が必要
今回の調査で、ファンマーケティングを検討したことがある企業はおよそ9割という結果が出ました。
自社ブランドの認知度アップのために、ファンマーケティングを活用したいと考える方は多いようです。
一方、ファンマーケティングにはSNSやライブ配信などの運営が必要であり、人員や予算を確保するのが難しいと悩んでいる方が多いことも明らかになっています。
また、実際にマーケティング施策において効果を感じている企業がおよそ8割という結果が出ているものの、約2割は思うような売上や集客につながっていないと回答しています。
ファンマーケティングは自社ブランドのファンを増やすために重要であることは間違いありません。
しかし費用対効果を高め、目に見えた成果を上げるためには、より効果的な施策を取り入れる必要があるでしょう。
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