Yahoo!広告、レスポンシブディスプレイ広告の提供を開始
2022.10.27
2022.10.27
2022年10月24日、ディスプレイ広告(運用型)の広告タイプ「レスポンシブ広告 *1」のメディア形式「画像」において、「アセット(複数素材)」の入稿が可能になりました。
Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)では、広告作成時に広告タイプを選択することで、テキストや画像、動画を使ったさまざまな種類の広告を作成できます。本稿では「レスポンシブディスプレイ広告」という機能名称で提供を開始した、本機能の概要を紹介します。
目次
レスポンシブディスプレイ広告とは
※レスポンシブ広告入稿タイプで「固定」を選択した場合はレスポンシブ広告、「アセット(複数素材)」はレスポンシブディスプレイ広告と呼ぶ
広告タイプ「レスポンシブ広告」のメディア形式「画像」において、レスポンシブ広告入稿タイプ「アセット(複数素材)」を選択して作成することで、複数入稿した画像や説明文などの素材をシステムで自動的に選び配信する広告です。効果の良い素材が自動で選ばれるため、入稿作業・運用工数の削減、パターン増加によるクリエイティブの最適化が可能になり、広告効果の最大化が期待できます。
*1 「広告タイプ」レスポンシブ広告とは
テキスト、画像、動画、「もっと見る」などのボタンで構成する広告。広告を表示するデバイスや広告掲載面に合わせて、さまざまな形式の広告を掲載できます。
参考:広告の種類(ヘルプ)
レスポンシブディスプレイ広告の配信実績
エンターテインメント企業のレスポンシブディスプレイ広告の事例を紹介します。広告グループ内の構成をレスポンシブディスプレイ広告にまとめて配信した結果、レスポンシブ広告と比較し、コンバージョン率(CVR)は13%増、コンバージョン単価(CPA)は6%改善しました。
レスポンシブ広告とレスポンシブディスプレイ広告の比較
レスポンシブディスプレイ広告が推奨されるケース
広告数の制限や遷移先ページの出し分けなどが不要な場合、自動で最適なアセット(画像・タイトル・説明文)が選択され配信される「レスポンシブディスプレイ広告」を推奨します。一方で、訴求内容ごとに広告を作成したい場合などは、従来からある「固定」を選択して配信する「レスポンシブ広告」を推奨しています。配信する目的に応じて適切な入稿タイプをご活用ください。
レスポンシブ広告とレスポンシブディスプレイ広告の違い
確認するポイント | レスポンシブ広告 固定 | レスポンシブディスプレイ広告 アセット(複数素材) |
---|---|---|
タイトル・説明文・画像を固定化したいかどうか | タイトル・説明文と画像を固定したい場合 | ・画像・タイトル・説明文を自由に組み合わせたい場合 ・組み合わせを網羅するための入稿工数を削減したい場合 |
広告と遷移先ページを固定化したいかどうか | 画像・タイトル・説明文ごとに遷移先ページを分けたい場合 | 複数の画像・タイトル・説明文に対して共通の遷移先ページを利用したい場合 |
1広告グループ内で配信を希望する広告数 | 1広告グループで配信を希望する広告が4件以上ある場合 | 1広告グループで配信を希望する広告が3件以内の場合 |