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【STARTUP DB】調査結果 国内スタートアップ資金調達金額ランキング(2022年1月-6月)|フォースタートアップス調べ

時計2022.07.20

更新2022.07.20

成長産業支援事業を推進するフォースタートアップス株式会社(以下、フォースタートアップス)は、継続的に国内スタートアップ動向に関する調査を行い、当社サービスである「STARTUP DB(スタートアップデータベース)」に調査結果を公開しています。今回は、2022年1月1日〜6月30日までを対象とした「国内スタートアップ資金調達金額ランキング(2022年1-6月)」を発表いたします。

LegalForce、SUPER STUDIO、アンドパッド、ルカ・サイエンスが新規ランクイン

【STARTUP DB】調査結果 国内スタートアップ資金調達金額ランキング(2022年1月-6月)|フォースタートアップス調べ

2022年1-6月の国内スタートアップ資金調達金額ランキングにおける新規ランクイン企業は、1位にランクインしたLegalForceをはじめ、SUPER STUDIO、アンドパッド、ルカ・サイエンスの計4社となりました。

1位にランクインしたAI契約審査プラットフォーム「LegalForce」などを提供するLegalForceは、2022年6月にシリーズDラウンドにおいて137億円の資金調達を実施。SoftBank Vision Fund 2をリード投資家とし、WiL、みずほキャピタル、三菱UFJキャピタル、ゴールドマン・サックス証券、Sequoia Chinaが参加し、累計資金調達金額は198億7,000万円を超えています。調達資金は、同社のミッションである“全ての契約リスクを制御可能にする“を実現するため、採用、開発、営業の強化に投資する方針です。

SUPER STUDIOは、D2C顧客体験型ECプラットフォーム「ecforce」を提供しており、17位に新規ランクイン。「ecforce」は、主にD2Cブランドのビジネスに合わせたオンラインネットショップを簡単に開設できるECプラットフォームであり、受注や顧客の管理、マーケティング戦略の機能を通して、ショップの売り上げの最大化に貢献しています。2022年6月には、44億円の資金調達を実施。本調達は、31VENTURES、ALL STAR SAAS FUND、きらぼしキャピタル、ネットプロテクションズ、みずほキャピタル、三井住友海上キャピタル、三菱UFJイノベーション・パートナーズを引受先とし、更なる顧客のEC運営サポートに向けて各種開発を積極的に進める方針です。

また、クラウド型建設プロジェクト管理アプリ「ANDPAD」などを提供するアンドパッドは、2022年6月に8億4,088万4,000円の調達を登記簿より確認し、2022年1月からの合計資金調達金額は約38億9,200万円に到達しました。深刻な人手不足が懸念される建設業界において“建設現場をシンプルに楽しく“を目指し、特に民間の新築・リフォーム、商業建築などの施工現場で利用されており、国交省が運営するNETIS(新技術情報提供システム)にも登録されています。

20位に新規ランクインしたルカ・サイエンスは、ミトコンドリア病及びその関連疾患に対し、革新的な治療法の開発を目指すスタートアップ。ミトコンドリア製剤による生体エネルギー増強、組織の保護と機能強化は、虚血再灌流の心筋・脳組織ダメージ、がんや感染症による免疫細胞疲弊の他、幅広い疾患領域において、これまで有効な治療法がなかったアンメットメディカルニーズに対する治療薬の開発を可能にしています。2022年6月には、38億6,000万円のシリーズBの資金調達を実施しました。

本調達は、DCIパートナーズ、英国4BIO Capitalおよび既存投資家であるファストトラックイニシアティブが共同リードとして主導し、既存投資家であるRemiges Ventures、日本ベンチャーキャピタル、新規投資家であるニッセイキャピタル、旭化成ファーマ、QBキャピタル、NCBベンチャーキャピタル、SMBCベンチャーキャピタルが国際シンジケートとして参画しています。

累計資金調達金額100億円超え企業は10社

【STARTUP DB】調査結果 国内スタートアップ資金調達金額ランキング(2022年1月-6月)|フォースタートアップス調べ

トップ20にランクインしている企業のうち、累計資金調達金額が100億円を超えている企業は、LegalForce、Spiber、ソフトバンクロボティクスグループ、テラドローン、AIメディカルサービス、Synspective、Rapyuta Robotics、UPSIDER、Kyash、アンドパッドの10社となりました。

LegalForce、AIメディカルサービス、Synspective、UPSIDERの4社は、設立5年未満にもかかわらず、累計資金調達金額が100億円を超えています。

2022年7月7日時点で、2022年6月における資金調達金額の中央値は約2億円、平均値は約6億2,141万円、資金調達金額合計金額は約577億9,178万円となりました(一部融資や社債での資金調達を含む)。

ランクイン企業のピックアップニュース

Synspective
データサービス強化と顧客ニーズへの迅速な対応に向け低軌道衛星向けデータ接続サービスのAddvalue Innovationと連携

サイカ
バンカブル、サイカと業務提携

LegalForce
7/28(木)17:00~「Legal+PluskillCamp2022」を開催

Kyash
デジタルウォレットアプリ「Kyash」が、JCBとアメリカン・エキスプレスのカードからの入金に対応

jinjer
「jinjer」SaaS・クラウドサービスの完全無料比較サイト「DXログ」をリリース

■『STARTUP DB ENTERPRISE』参画パートナー企業申し込み受付中
『STARTUP DB ENTERPRISE』とは?
スタートアップエコシステムにおける事業会社や投資家などのエコシステムビルダーの皆様と、国内スタートアップ、それぞれが信頼のできるパートナーとのアライアンス機会の創造をサポートする機能です。また、成長産業に特化した情報プラットフォーム『STARTUP DB』をさまざまな機能をアップグレードしてご利用頂けます。
https://is.gd/KV69Xw

【調査概要】
タイトル:「国内スタートアップ資金調達金額ランキング」
・調査期間:2022年1月1日〜6月30日まで(2022年7月7日時点)
・レポート記事:STARTUP DB(https://startup-db.com/magazine/category/research/funding-ranking-202206
・調査機関(調査主体):自社調査:フォースタートアップス株式会社
・調査対象 :当社サービス『STARTUP DB』が取得した登記簿謄本、プレスリリース、ニュース情報に記載している情報
・有効回答数(サンプル数) :13,000社
・調査方法(集計方法、算出方法) :期間内のデータを集計

※当社が取得した登記簿謄本に記載している情報を元に参考値として算出しておりますが、当社は、本情報の正確性、信頼性、完全性を保証するものではなく、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。

STARTUP DB(スタートアップデータベース)について
国内最大級の成長産業領域に特化した情報プラットフォームです。企業データベースは、13,000社以上の日本のベンチャー・スタートアップ企業の情報を保有するとともに、起業家・投資家、エコシステムビルダーの方々累計100名以上のインタビューコンテンツをリリースしています。2019年6月24日より、英語版リリース。また、世界最大級のベンチャー企業データベース「Crunchbase」とデータ連携し、日本企業の情報を海外のプロフェッショナルに届けることで、国内の成長産業領域市場の発展に貢献しています。
https://startup-db.com/

関連リンク

フォースタートアップス株式会社
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