アドベリフィケーション

アドベリフィケーションとは、Web広告が広告主の意図や条件に合致したサイトや場所に掲載されているかどうかを検証するツールのこと。主にDSPなどの運用型広告で導入されています。Ad(広告)+Verification(検証)という意味からアドベリフィケーションと呼ばれます。

アドテクノロジー発展により、様々な企業がWeb広告を出稿するようになりましたが、その大半は運用型広告と呼ばれる広告です。例えば、運用型広告のひとつであるDSP広告では、Web上での行動履歴(Cookieデータ)から判別した「人」に対して広告を表示させるため、同じWebサイトに複数のユーザーが訪問していたとしても、人により違う広告が表示されます。

この機能は、自社の想定ターゲットに対してより効率的に広告配信を行う事ができる利点を有しますが、自社広告がWebサイト上でどのように表示されているのか把握することを難しくしてしまいました。

運用型広告の設定上では正しく配信されていたとしても、実際は公序良俗に反するWebサイト上で広告が表示されブランドイメージの低下を招く、または、ほとんどユーザーが見ないような場所に広告が表示され、本来発揮できるはずの広告効果が発揮されない可能性があることで、広告価値の毀損が問題となるようになりました。

広告価値の毀損とは、不適切なWebサイトに広告が配信されてしまい、広告のもつ本来の価値(ブランディングや集客など)を発揮できなくなること、それにより広告主のブランド価値が低下することを指しています。

アドベリフィケーションには、大きく2つの役割があります。ひとつは「広告主のブランド・企業価値を守る役割」、もうひとつは「Webユーザーにしっかりと見てもらえる場所に広告を表示する役割」を持ち、広告の持つ価値を正しく守ることを目的としています。これを広告システムに導入することで、広告主は安心して広告配信を行えるようになり、メディアは広告枠品質の向上を図ることが出来るようになります。