

2025.09.18
2025.09.18
目次
位置情報ビッグデータと生成AIを組み合わせた、人流データ活用プラットフォーム=Location AI Platform🄬(LAP)を開発・提供するクロスロケーションズ株式会社は、ラクスル株式会社が運営する全国30万超のサイネージを一元管理できる広告プラットフォーム「ラクスルサイネージ」に対して人流データの提供を開始しました。
さらに、サイネージ広告とスマホ位置情報広告を連動させた新サービス「サイネージ人流ターゲティング広告」を通じ、これまでにない高精度なターゲティング広告の実現を目指します。
本サービスは、クロスロケーションズの人流データ活用プラットフォーム「Location AI Platform®(以下、LAP)」を基盤とするスマホ広告配信サービス「Location Marketing Service」と、ラクスルが展開する全国規模のサイネージネットワークを連携することで実現しました。これにより広告主は、オフライン(街頭サイネージ)で広告に接触したユーザーへ、オンライン(スマホ位置情報広告)でも多面的かつ連続的なメッセージを届けることが可能となり、広告効果を最大化できます。
さらに、配信後には広告接触者の来訪状況を分析し、「来訪計測レポート」として可視化。従来のOOH(屋外広告)では困難だった「広告接触から実際の行動まで」の定量評価を実現します。これによりPDCAサイクルに基づいた効果検証と最適化が可能となり、次回の広告出稿の ROI 向上につなげることができます。
全国のサイネージ周辺における人流データを日次で可視化。これにより、従来は感覚的に判断されがちだった媒体比較を「どのくらいの人が広告を見ているのか」というデータ根拠に基づいて行えるようになります。広告主は媒体選定の比較精度を飛躍的に高めることが可能です。
サイネージで形成した認知を、想定視認者のスマートフォンにDSP/SNS広告として再提示。通勤・買い物・帰宅などの生活動線に沿った接触を重ねることで、認知から比較検討、来店行動までを強力に後押しします。
人流データを活用することで広告接触後の来訪・滞在やOOH投資の成果を可視化する来訪計測レポートにより、オフライン広告市場におけるエリア・面・時間帯・クリエイティブの改善を支援します。
・ 新商品の想起強化(リテール・飲食)
駅やオフィス動線のサイネージで認知を形成した後、スマートフォン広告で商品詳細を再提示。店頭やECへの購買行動を強力に後押しします。
・イベント集客(商業施設)
人流ピークに合わせてサイネージ告知→スマートフォン広告で参加情報を再掲。来場を促進し、施設内での回遊も高めます。
・再来店・再訪問の促進
サイネージ想定視認者にスマートフォン広告のリターゲティングでキャンペーン等を訴求。来店・購入を再喚起します。
クロスロケーションズが提供する「Location AI Platform®(LAP)」は、実世界における人々の来訪・滞在・流動・性年代などを高精度に可視化し、活用できる次世代型プラットフォームです。このLAPをベースとしたWebサービス「人流アナリティクス®」も含めて、すでに1,500社以上の企業・自治体に利用されており、エリア・店舗マーケティングから都市計画・観光施策まで幅広い分野で活用されています。
ラクスルサイネージプラットフォームは、全国にあるサイネージの情報を地図上にマッピングし、広告主の方々に様々なサイネージを一括で比較検討・発注いただけるプラットフォームです。
今回の協業に先立ち、ラクスルはクロスロケーションズが実施した新株発行による資金調達ラウンドの一部を引き受けています。今後は、クロスロケーションズの保有するAI技術・位置情報ビッグデータ分析技術・スマホ向け位置情報広告サービスと、ラクスルが展開する各種サービスとの連携をさらに強化。両社は、広告媒体の価値向上や分析レポートの高度化、媒体横断での最適化支援などを共同で開発し、次世代の広告ソリューションを市場に提供していく予定です。
●クロスロケーションズ株式会社
●クロスロケーションズ、全国30万超のデジタルサイネージの設置場所に人流データを提供開始。同時にサイネージ×スマホの新広告サービス「サイネージ人流ターゲティング広告」も提供。