

2025.04.21
2025.04.21
リテールメディア事業等を展開する株式会社フェズは、リテールメディアソリューション「Urumo Ads(ウルモ アズ)」にて、リーチと購買の両軸を最適化する自動プランニングツール『メディアプランナー』を独自開発いたしましたので、お知らせします。
『メディアプランナー』は、デジタル広告配信のプランニングをする際、メディア利用者の属性やリーチ、CPMといった一般的なデータだけではなく、独自で取得したメディア利用データや購買データを活用することで、リーチと購買の両軸を最適化したメディアプラン(予算配分)を自動算出できるツールです。
フェズは、全国14の流通企業様と連携し、ID横断型の購買データや店頭データ、バイヤー施策データ、販促データなどを管理・分析するリテールデータプラットフォーム「Urumo(ウルモ)」を開発・提供しております。
「Urumo Ads」は、「Urumo」をベースとした広告ソリューションで、主要広告メディアとの連携により、広告効果はもちろん購買効果までを一気通貫で可視化することができるほか、ターゲティング精度の向上も実現できます。2025年4月現在、大手消費財メーカー様を中心に480ブランド以上にご利用いただいております。
目次
原材料価格の高騰や消費行動の変化、顧客ニーズの多様化等を受け、多くのメーカー(広告主)様では、より費用対効果の高い、購買(売上)に繋がるマーケティング・プロモーション活動が求められております。対象商品のターゲットに効率的に広告を届けるため、出稿するメディアや時期、方法などを計画するメディアプランニング業務が必要不可欠です。特にデジタルメディアでは、様々な特性のメディアの中から、目的やターゲットに合ったメディアを選び、限られた予算を効果的に配分することが求められます。
一方で、これまでのメディアプランニング業務では、アンケート調査によるメディア利用者の属性や嗜好性等のデータ、過去の広告配信におけるリーチやCPM等のデータを踏まえたご担当者の知見やご経験等をもとに行われており、客観的かつ定量的なメディア選定・予算配分が難しい状況でした。また、メディアプランニング時の指標として一般的にリーチが重視され、その先の購買(売上)に繋がるかまでは考慮されていない状況でした。
こうした課題を解決すべく、フェズでは「Urumo Ads」の新ツール『メディアプランナー』を独自開発しました。
『メディアプランナー』は、「Urumo Ads」でメディアプランニングを行う場合、購買データの活用によってリーチと購買の両軸を最適化する自動プランニングツールです。
「Urumo Ads」のツール管理画面上に、対象商品や全体予算、配信期間等の必要情報を入力するだけで、どのメディアにいくら出稿すればよいか(予算配分)、想定されるリーチや購買リフト等が自動で算出されます。
これにより「Urumo Ads」では、プランニングから効果検証までを共通した購買データによって一気通貫でサポート可能となり、一貫性のあるPDCAが実現できます。
『メディアプランナー』では、配信したいメディアの利用者による対象商品の購買実績データを分析に加味することで、メディアプランニングにおけるリーチと購買双方の最適化を実現します。
予算やターゲットが同一であっても、対象商品の購買実績に応じて予算配分が変化するため、商品・ブランド単位で最適なメディアプランを算出することが可能です。
フェズでは、引き続きリテールデータプラットフォーム「Urumo」をベースとしたソリューションの開発やパートナー企業様との連携強化を通じて、リテール業界の課題解決に貢献してまいります。
URL https://www.fez-inc.jp/contact_urumo_ads
●株式会社フェズ
●フェズ、リテールメディアソリューション「Urumo Ads」にて、リーチと購買の両軸を最適化する自動プランニングツール『メディアプランナー』を独自開発