CARTA MARKETING FIRM、データ基盤プロジェクトに「Snowflake」を採用 データ利活用の効率化と基盤運用の大幅な省力化を実現
2024.03.11
2024.03.11
株式会社CARTA HOLDINGSのグループ会社で、マーケティング特化の事業を展開する株式会社CARTA MARKETING FIRMは、システムや業務プロセスによって生じるデータのサイロ化※を解決すべく、データクラウドを提供するSnowflake(スノーフレーク)合同会社の「Snowflake」をデータ基盤として導入しました。これにより、社内のデータ利活用の活性化と分析基盤の安定的な運用、管理の大幅な省力化が可能になりました。
※業務プロセスや業務アプリケーション、各種システムが孤立し、情報が連携されていない状態を指す
Snowflakeについて
Snowflakeは、あらゆる組織がSnowflakeデータクラウドを用いて自らのデータを最大限に活用するのを支援します。多くのユーザー企業がデータクラウドを利用して、サイロ化されたデータの統合、データの発見と安全な共有、データアプリケーションの推進、さらには多様なAI/MLや分析ワークロードの実行を進めています。データやユーザーがどこに存在するかに関係なく、Snowflakeは複数のクラウドと地域にまたがり単一のデータ体験を提供します。
背景・課題
アドネットワーク、デマンドサイドプラットフォーム(DSP)、アフィリエイトの3領域でプロダクトを提供する弊社にとって、データを利活用し付加価値を創造する上で大きな障害となっていたのが、データのサイロ化でした。膨大なデータはプロダクトだけでなく、広告効果のレポーティングや効果的な広告プランの提案、機械学習モデルに基づく広告出稿の最適化など、付加価値創出にも活用されています。幅広く活用しているからこそ、データのサイロによって生じる生産性の低下が顕著になっていました。
そこで、システムにおけるデータ業務の効率化、データ基盤の安定的な運用と管理を大幅に省力化するため、新たなデータ分析基盤を「Snowflake」で構築することとなりました。
結果
「Snowflake」の導入後、以下の目標を達成しました:
- スムーズなデータ移行によりデータのサイロ化を解消
- 「Snowflake」の高い安定性と自動化機能により、データ管理にかかる工数とコストを大幅に削減。管理者の負担軽減を実現し、より価値ある業務へ注力
- 柔軟に調整可能なコンピューティングリソースの割当が可能になり、体験を損なわずにコストを圧縮
CARTA MARKETING FIRMは、データ利活用の一層の推進を目指し、専門知識を持たない関係組織のユーザーでもデータにアクセスできる環境を実現することで新しい価値を提供します。今後も、プロダクト開発力と領域を限定しないマーケティング解決力を融合し、クライアントの事業を進化させるマーケティングパートナーとして取り組んでまいります。
関連リンク
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