【企業ブランドに関する認識調査】企業ブランドの信頼性は「口コミ」が60%、「サイトの品質」で56%上がると回答
2022.07.08
2022.08.22
Webサイト制作やコンテンツマーケティングを手掛ける株式会社アットフリークは、インターネットで商品を購入するユーザーの、企業ブランドに関する認識について調査を行いました。
その結果、初めて目にする企業ブランドの信頼性を上げるには、口コミやWebサイトの品質が重要であることが分かるなど、売上アップに有効なPRの方法が明らかになりました。
目次
- 調査結果
- 商品購入の際、ユーザーのほとんどが複数のサイトを比較し情報収集をしている
- 商品の情報収集では検索エンジンが最も使用される。テレビやSNSの割合も多い
- 最も情報収集に使われるのは「検索エンジン」。SNSは2番目に使われることが多い
- コロナ禍によってインターネット経由での購入機会が増加
- 初めて目にする企業やブランドでも、9割近くが購入すると回答
- 商品を認知したきっかけは「検索エンジン」「テレビ」「SNS」が上位
- 消費者は「商品(サービス)」を重視。「ブランドの信頼性」も評価対象になる
- 商品の信頼性を上げるには「口コミ」「Webサイト」の対策がポイント
- 初めて目にするブランドの購入の決め手は、Webサイトの品質が最多で55.9%
- 商品購入で重視していることは機能や性能が約7割を占め最多
- 調査概要
- 関連リンク
調査結果
商品購入の際、ユーザーのほとんどが複数のサイトを比較し情報収集をしている
アットフリークでは、インターネットでの購入経験が月1回以上ある20~40代の会社員・男女330人に調査を実施しました。
その結果、商品の検討・購入の段階で複数のサイトを使う回答が95.8%を占め、ほとんどのユーザーが複数のサイトで、商品やサービスの情報収集や比較検討を行っていることが分かりました。
商品の情報収集では検索エンジンが最も使用される。テレビやSNSの割合も多い
情報収集時のサービスの使用頻度について、ランキングと人数から算出したスコアはGoogleなどの「検索エンジン」が最も高くなりました。
テレビやSNSを情報収集に活用するユーザーも一定数存在する一方で、新聞やラジオ、雑誌、展示会の使用頻度は低い結果になりました。
最も情報収集に使われるのは「検索エンジン」。SNSは2番目に使われることが多い
順位ごとに見ると、検索エンジンやテレビを1位に挙げた人が多い結果になりました。
特に検索エンジンは1位のなかで42.4%を占めており、有力な情報収集手段になっていることが分かります。
また、2位にSNSを挙げた人は30.7%を占めており、検索エンジンやテレビとSNSを併用して情報収集を行うユーザーが多いことが予想されます。
コロナ禍によってインターネット経由での購入機会が増加
インターネット経由での購入や検討頻度をコロナ禍前後で比較したところ、「増えた」と答えた人が約70%を占め、「減った」(7.3%)・「変わらない」(23.3%)を大きく上回りました。
2020年から続く新型コロナウイルス感染症流行が、インターネット経由での購入機会の増加に大きく影響したといえるでしょう。
初めて目にする企業やブランドでも、9割近くが購入すると回答
インターネットで商品を購入する際、初めて目にする企業やブランドの商品を購入した経験について調査したところ、9割近くのユーザーが「ある」と回答。
多くのユーザーがブランドに縛られず商品を購入していることが明らかになりました。
商品を認知したきっかけは「検索エンジン」「テレビ」「SNS」が上位
上記の質問で「ある」と回答した人に、商品やサービスを認知したきっかけについて調査したところ、検索エンジンやテレビ、SNSが上位を占め、情報収集で使うサービスと同様の傾向になりました。
消費者は「商品(サービス)」を重視。「ブランドの信頼性」も評価対象になる
初めて目にする企業の商品を検討する際、「商品(サービス)の機能や性能」が気になると回答した人は71.2%にのぼりました。
次に品質(63.5%)、価格帯(61.8%)が続くなど、企業の沿革や事業内容といった情報よりも商品(サービス)自体を重視していることが分かります。
一方、企業ブランドの信頼性については33%が気になると回答し、企業情報のなかでは比較的重視されているといえます。
商品の信頼性を上げるには「口コミ」「Webサイト」の対策がポイント
初めて目にする企業の商品(サービス)について、信頼性が上がった理由では「口コミの評価が良かったから」が60.4%を占めました。「Webサイトがしっかりしていたから」が56.2%で続きます。
その他、メディアやSNSでの紹介も4割前後の回答があり、口コミやサイトの品質、メディア・SNSでの紹介がブランドイメージに大きく影響するといえるでしょう。
初めて目にするブランドの購入の決め手は、Webサイトの品質が最多で55.9%
信頼性が上がった要因で2位だったWebサイトの品質が、購入の決め手となった理由では55.9%を占め1位になりました。
「口コミの評価」(54.2%)も購入の決め手として選択した人が多く、商品の売り上げに大きく影響する要素であることが分かります。
商品購入で重視していることは機能や性能が約7割を占め最多
インターネット経由での商品購入時に重視する項目では、「商品(サービス)の機能や性能」が7割近くを占めて最多になりました。
品質(63.0%)、価格帯(57.0%)が続くなど、初めて目にするブランドで気になる項目と同様に、商品自体が企業情報よりも重視される結果となりました。
今回の調査から企業ブランドの信頼性を高めるには、「口コミ」や「サイトの品質」を改善することが必要だと分かりました。
インターネット経由での商品購入・情報収集の際は、企業よりも商品が重視される傾向にあるため、ブランドの信頼性のほかに商品の機能や品質を高めることで売り上げアップにつながるでしょう。
調査概要
方法:インターネット上でのアンケート調査
対象:20歳以上の男女438名
実施日:2022年6月3日~2022年6月4日
有効回答数:330
■株式会社アットフリーク
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