バレットグループ、アプリ広告の収益性を最適化するアドネットワーク「CREAM」正式版を提供開始
2022.01.18
2022.01.18
バレットグループ株式会社(以下バレットグループ)はアプリ広告ネットワーク「CREAM」正式版の提供を開始いたしました。CREAMは、広告の効果測定の基準に「ロングCPE(Cost Per Engagement)」と「マルチ成果計測」を採用し、広告配信の最適化と広告主に対する公正性を持ったアプリ広告ネットワークを提供いたします。
モバイル広告市場の課題
近年、ネット広告市場は拡大を続け、中でも日本の年間モバイル広告支出額はおよそ1.2兆円ほど、2024年には約1.6兆円にのぼると予想されています。その反面、アドフラウド(ネット広告の成果を偽装し水増し請求する不正)などによる広告主の被害が多発しており、国内でもネット広告の約18%が詐欺被害にあっていると言われています。反社会的勢力の資金源としても流用が心配されるなど、業界全体の課題となっています。
そこで、バレットグループの持つインターネット広告のプラットフォーム開発の実績とノウハウを活かし、この度のネットワークを開発いたしました。
(参照:appsflyer State of Japan 2020、SPIDER AF アドフラウド調査レポート 2020年下半期 )
サービスの特徴
・豊富な配信面
マンガやゲーム面を中心に、ライブ配信サービスなど幅広いメディアに配信が可能です。
・ロングCPE×マルチ成果計測
「ロングCPE」とは、成果地点の深いリワード広告です。
「マルチ成果計測」とは、課金対象とする成果地点以外にも計測地点を設定し、複数地点や段階的な成果地点におけるコンバージョン計測ができる仕組みです。
例えば、成果地点に加えて前後のイベントや課金イベントを計測する事で、どの地点で最も課金されるのか、どのイベントまで到達すれば継続して利用されるのかを分析することが可能です。
・メリット
- コンテンツの魅力が伝わりやすい成果地点の設定が可能
親和性の高いユーザーにのみ、広告費用を発生させます。
- ユーザーリテンションの向上
コンテンツの魅力が伝わりやすい地点まで導くことで、従来の広告配信では手の届きにくかったユーザー様に対して、長期にわたる継続率、LTVの向上が望めます。
- 広告成果偽装の排除
広告のクリックから成果地点到達までの時間や成果地点よりも浅い複数のイベントログに基づいた効果測定を行うことで、複数のイベントログを発生させbotなどのフラウドを排除します。
- 広告効果の最大化
様々な事例の蓄積を元に広告主にとって最適な地点設計をご提案いたします。
ベータ版の配信実績
・「シミュレーションゲームアプリ」例
親和性の高いユーザーか判断するため、プレイ期間2~3週間を見込んだ3つの成果計測地点を設定。
条件到達後の課金が特に見受けられ、課金ユーザーのうち80%が条件達成後も課金する傾向が見られ、LTV向上を図ることができました。
・「RPGゲームアプリ」例
親和性の高いユーザーか判断するため、プレイ期間2~3週間を見込んだ2つの成果計測地点を設定。
成果計測地点に到達したユーザーのうち、50%弱のユーザーがプレイを継続し追加課金を実施。LTV向上を図ることができました。
・「不動産投資案件」例
投資完了を成果計測地点に設定。
成果計測地点に到達したユーザーのうち、19%のユーザーが翌月も投資を継続。LTV向上を図ることができました。
バレットグループでは今後もお客様と市場の声を拾い上げ、偽装広告を排除し、広告主に対する公正性の向上と広告配信が最適化されたアプリ広告ネットワークを目指しサービスの改善を行ってまいります。
関連リンク
●バレットグループ株式会社
●〈バレットグループ〉アプリ広告の収益性を最適化する アドネットワーク「CREAM」正式版を提供開始