オプト、イルグルムと連携しLTV予測に基づくD2C向け広告運用支援を開始
2021.09.09
2022.04.29
戦略的パートナーシップの第一弾として、企業のD2C事業成長に向け協業
「デジタルで、この国の新しい基本をつくる。」をミッションに掲げ、顧客の事業成長に伴走する株式会社オプト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO:栗本 聖也、以下、オプト)は、データマーケティング事業において戦略的パートナーシップ関係にある、株式会社イルグルム(本社:大阪府大阪市北区 代表取締役:岩田 進、以下、イルグルム)と連携し、LTV予測に基づくD2C向け広告運用支援を開始しました。
背景と概要
近年のD2C市場(※1)の急速な拡大により、新規参入企業が増え、企業から新規顧客に対するプロモーション量が増加し、Web広告におけるCPA(※2)が高騰しています。その結果、CPAのみに注目した広告施策により、顧客ロイヤリティを高められずリピート購入率が低下し、リピート売上や事業全体の売上成長率の鈍化を招くといった新たな問題が浮き彫りになっています。このような背景から、LTV(※3)に注目した広告評価の重要性が高まっています。
そこでオプトは、イルグルムと連携しLTV予測に基づくD2C向け広告運用支援を開始いたします。イルグルムの提供する「アドエビス」に実装している、LTV予測機能「LTVForecast」を活用し、企業のプロモーション効果をLTVの観点で可視化し、プロモーションのプランニングを実施。オプトの提供する、データ活用プラットフォーム「ONE’s Data」を活用し、LTV向上に向けた広告配信を行います。
※1 D2C(Direct to Consumer)自ら企画、生産した商品を広告代理店や小売店を挟まず、消費者とダイレクトに取引する販売方法。
※2 CPA(Cost Per Action)顧客獲得単価。
※3 LTV(Life Time Value)顧客生涯価値。一人の顧客が生涯をかけて企業に寄与する価値。
今後もオプトとイルグルムは、戦略的パートナーシップのもと、さらなる連携強化を図り、D2Cの事業成長に欠かせない高精度なデータ計測とその分析・活用における支援を通して、企業成長に貢献してまいります。
「ONE’s Data」について
「ONE’s Data」はGoogle Cloud PlatformのBigQueryを最大活用した、データ活用プラットフォーム。ウェブやアプリでのユーザー行動を独自で開発したタグや各社計測パートナーと連携して計測可能にするとともに、各社の所有するデータプラットフォームや基幹システムのデーターベースと接合し、企業が保持する1st Party Data(ファーストパーティデータ/企業が自社で蓄積したユーザーデータのこと)のサイロ化を解決いたします。広告プラットフォーマーのサーバーサイドAPIに広く対応しており、蓄積、分析、施策活用まで一元管理いたします。「ONE’s Data」特設サイト:https://onesdata.com/
「LTVForecast」について
「LTVForecast」は、アドエビスで計測するWeb広告データとお使いのECカートシステムが保有する受注データやコストデータを組み合わせることで、最短1ヶ月で各Web広告施策のLTVを予測する機能です。投資効率の良い施策を可視化することによって、「誰でも」「簡単に」「スピーディーな」広告投資判断の実現を可能にします。「商品」×「オファー」×「媒体」を掛け合わせた細かな粒度でのデータ計測・LTV予測に加え、転換率、ROI(投資収益率)などの観点からもWEB広告施策を評価することができます。なお、「LTVForecast」開発には、エトヴォスやJIMOSのD2C事業をけん引し、デジタルマーケティングに深い知識と経験を持つ田岡敬氏が共同開発パートナーとして参画しています。
「LTVForecast」特設サイト:https://go.ebis.ne.jp/lp_ltvforecast/
【株式会社オプトについて】
オプトは、ミッションステートメントに「デジタルで、この国の新しい基本をつくる。」を掲げ、広告事業を通じ、持続的な成長を志す企業に伴走し、ビジネスを革新させ、新しい価値を創造する企業です。一人ひとりが「誠実な野心家であれ。」という理想の姿を追求し、ヒトと社会を豊かにする成長エンジンとなり、FAT(フェアネス:公平性、アカウンタビリティ:説明責任、トランスペアレンシー:透明性)をテーマに、従来の慣習に囚われることなく、広告事業を通して、生活者やお客様起点で心地よい体験を提供してまいります。