〜デジタル領域における地方創生の取り組みを加速〜
フラー株式会社(所在地:新潟県新潟市、代表取締役会長:渋谷 修太、代表取締役社長:山﨑 将司、以下「フラー」)は、KDDI株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:髙橋 誠、以下「KDDI」)と資本業務提携契約を締結しましたのでお知らせいたします。今後、フラーはデジタル領域での地方創生に向けた取り組みをKDDIと連携してさらに加速させます。
両社のシナジーで地方創生に貢献へ
今回の資本業務提携は、KDDIとフラーが2021年1月7日に結んだ地方創生を推進する業務提携を発展させたものです。地方創生を推進する地元企業やベンチャー企業への出資を目的とした「KDDI Regional Initiatives Fund 1号」(運営:グローバル・ブレイン株式会社)を通じて、KDDIはフラーに出資しました。
参考:2021年1月7日公開ニュースリリース「フラー、KDDIと地方創生を推進する業務提携を締結」( https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000266.000005362.html )
フラーはアプリ分析サービス「App Ape(アップ・エイプ)」を柱とした市場分析・デジタル事業戦略の策定からプロダクトの開発・運用支援まで、デジタル領域における企業のさまざまな課題に対し、一気通貫で対応できることを強みとしています。
今回の資本業務提携を契機に、KDDIが持つ5G通信・IoT・AIといった先端技術やベンチャーネットワークとフラーの強みを掛け合せることで両社のシナジーを創出します。ITの地域格差是正など地方創生における課題解決に貢献する取り組みをフラーはいっそう強化していきます。
ご参考
■KDDIの取り組み
KDDIは、これからも事業を通じてさまざまな社会課題の解決に取り組み続けるという決意をこめ、2030年を見据えたKDDIのSDGs「KDDI Sustainable Action~私たちの『つなぐチカラ』は、未来のためにある~」(https://www.kddi.com/corporate/csr/sdgs/)を策定しました。このたびの取り組みは、「暮らしをつなぐ~次世代の育成~、~地方・都市の持続的発展~」に該当します。
■KDDIの地方創生
KDDIは、SDGsの達成に向け、事業を通じて解決する社会課題の一つとして、地方創生および教育事業に取り組んでいます。人財育成、ICTを活かしたビジネスの知見やファンドを軸にした地域企業のサポートに加え、教育における地域格差を解消するための環境整備もあわせて推進していきます。地域や企業とのパートナーシップにより、サステナブルなビジネスモデルを構築し、課題を継続的に解決できる「地域の明日」を創っていきます。
■フラーの取り組み
フラーは、2011年11月に茨城県つくば市で創業しました。2014年10月に本社をつくば市から千葉県柏市の柏の葉キャンパスに移転。2020年11月15日には柏の葉本社と新潟本社の二本社体制としました。地域貢献への想い、昨今の地方回帰の趨勢、人材確保を通じた最良のモノづくり、メンバーのライフスタイル支援など、さまざまな面から本社のあり方を見直し、両社の特長を最大限に活かした経営により、中長期的な成長を図っています。
フラーは創業以来、モバイルの扱い方とデータの読み解きを核に、顧客の価値の向上を目指したビジネスモデルの企画や競合調査、アプリケーションの開発・運用・利用分析・レポート提供まで、一貫して顧客のモバイルビジネス成功を支援する事業を展開しています。
本社を置く新潟と柏の葉を軸に、地域経済の活性化とデジタル戦略推進に注力しており、将来的には新潟以外の地域に向けても取り組みを拡大し、日本からITの地域格差をなくすことを目指していきます。