ベクトル、株式会社Liver Bank設立 ライブ配信領域を中心としたコミュニケーションDXを推進
2020.12.21
2020.12.21
株式会社ベクトル(本社:東京都港区、代表取締役:長谷川創、東証一部:6058、以下ベクトル)は、ライバーマネジメントやライブコマースのサポートを主軸とするライブ配信コミュニケーションのプロデュース事業をはじめ、ライブ配信を軸としたファンコミュニティプロデュース事業等もあわせて提供する新会社、株式会社Liver Bank(以下Liver Bank)を設立いたしました。
Liver Bank設立の背景
若年層を中心としたライブ配信サービスの利用増加、及び5G運用開始に伴う通信環境の進化等に伴い、ライブ配信市場が拡大の一途を辿る中、新型コロナウイルス感染拡大の影響が後押しし、ライブ配信の文化が人々のライフスタイルの中に浸透しつつあります。外出自粛要請等の影響で、ライブ配信プラットフォームにおける配信者、及び視聴者は急増。ベクトルグループで展開しているライバーマネジメント事業「pino live」では、この1年間で登録者数が約5倍、総配信時間は約14倍に達するなど、勢いを増して成長を続けています。また、B to Cのコミュニケーション領域においても、オンライン上でいかに効果的にコミュニケーションができるかが課題とされる中で、ECにおける新たな取り組みとして、ライブコマースに着手する動きが加速。それに合わせてベクトルグループでは、クライアント企業のライブコマースにおけるコンサルティング及びプロデュースや、ライブ配信コミュニケーションに長けた自社育成ライバーのキャスティングなど、ニーズに合わせたサービスを展開して参りました。そしてこの度、ライブ配信市場の成長可能性に対して、これまで培ってきた知見を最大限活用し事業を展開していく専門組織体として、新会社を設立するに至りました。
今回設立されるLiver Bankでは、主に4つの事業を展開していきます。
① ライバーマネジメント事業
ライバーマネジメント事業では、これまでグループで展開してきた「pino live」を継承。次世代のインフルエンサーとしてライバーを育成すると共に、ライブコマースのような、ライバーが活躍できる環境の幅を拡大し、ライバーの社会的地位の向上を目指していきます。
② インフルエンサーマーケティング事業
インフルエンサーマーケティング事業では、ライバーに限らず各種SNS等を活用して活躍するインフルエンサーをネットワーキング。それらを基軸とし、クライアント企業のインフルエンサーマーケティングやライブコマースにおいて活用いただけるようなプロダクト開発を始め、プランニングカンパニーとしてサービスを展開していきます。
③ ライブ配信スクール事業
With / Afterコロナの時代における、オンライン講習を基軸としたスクール事業を、ライブ配信システムを活用した形で展開していきます。
④ ファンコミュニティシステム事業
タレントやアーティストのオンラインコミュニケーションにおけるエンゲージメントを向上させるようなファンコミュニティシステムを開発、提供していく予定です。
Liver Bankでは、このような事業展開を通して、まずライバー及びライバーを志す方々に対して、ライブ配信を継続して展開いただけるようなノウハウと環境を提供し、ライブ配信市場をさらに豊かなものにすべく共創していきたいと考えています。クライアント企業に対しては、これから益々加速するライブ配信を活用したコミュニケーションにおいて、継続的にエンゲージメントを高められるよう包括的にサポートし、生活者とのコミュニケーションにおけるDX化の一手としてサービスを提供していきます。さらに、タレントやアスリートといった方々にも、新しいファンとの繋がり方としてプラットフォームとノウハウを提供することで、エンターテイメント分野におけるコミュニケーションのDXも狙って参ります。
株式会社Liver Bankでは、これからさらに進化するライブ配信市場に対応できるサービスをスピーディに開発し、さまざまなコミュニケーションのDX推進を通して課題解決に取り組んで参ります。
関連リンク
●株式会社Liver Bank
●株式会社ベクトル
●株式会社Liver Bank設立 ライブ配信領域を中心としたコミュニケーションDXを推進