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【MMD研究所】2019年9月 スマートフォン決済に関する実態調査を実施

時計2019.09.24

更新2019.09.24

MMD研究所

MMD研究所は、18歳~69歳の男女37,040人を対象に2019年8月9日~8月18日の期間で「2019年9月 スマートフォン決済に関する実態調査」を実施いたしました。調査結果は以下の通りです。

調査対象について

調査概要

普段の支払い方法、若年層は「現金」、高齢層は「クレジットカード」の利用が多い

スマホ決済サービス、約半数がアプリをインストールした後に利用をしていない

スマホ決済1回あたりに抵抗なく使える金額は「10,000円未満」が7割を超える
「どんな金額でも抵抗がない」のは15.6%

非接触決済はQRコード決済より利用頻度が高い
「2~3日に1回以上」と回答したのはQRコード決済27.7%、非接触決済33.7%

普段財布に入れている金額は「5,000円~10,000円未満」が最多
スマホ決済未利用者のほうが「自分がどれくらいの現金を持ち歩いているかわからない」

スマホ決済をよく利用する場所は「コンビニ」「ドラッグストア」「スーパー」スマホ決済を使いたいと思われているのは「コンビニ」「スーパー」「ドラッグストア」

普段の支払い方法、若年層は「現金」、高齢層は「クレジットカード」の利用が多い

18歳から69歳の男女37,040人を対象に、普段の支払い方法について聞いたところ(複数回答可)、90.5%が「現金」を利用すると回答した。次いで、「クレジットカード」、「カード型の交通系電子マネー」の順となり、スマホ決済の利用は16.4%となった。
年代別に見てみると、「現金」の利用は若年層ほど多く、「クレジットカード」の利用は高齢層ほど多い結果となった。

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また、利用の有無に関わらず、最も利用したい・利用してみたい支払い方法について聞いたところ、「現金」が39.4%、「クレジットカード」が37.4%、「スマホ決済」が10.6%の順となり、普段の支払い方法では4番目だったスマホ決済の順位が上がる結果となった。

年代別に見てみると、普段の支払い方法と同じく、若年層ほど「現金」が高く、高齢層ほど「クレジットカード」が高く出た。また、スマホ決済は60代を除くすべての年代で10%を超えた。10代は11.3%、20代は12.0%、30代は13.0%と、とくに若年層が高く出る結果となった。

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スマホ決済サービス、約半数がアプリをインストールした後に利用をしていない

続いて、各スマホ決済サービスのインストール状況を聞き、アプリをインストールしているという回答者が多かった上位10サービスのアプリインストール後の利用状況について聞いたところ、全体の約半数がアプリをインストールしたものの、利用にいたっていないことがわかった。

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なんらかのスマホ決済サービスをインストールして利用していると回答した人(n=6,083)に、最も利用しているスマホ決済について聞いたところ、トップは「PayPay」が26.7%、次いで「LINE Pay(コード決済)」が12.1%、「楽天ペイ」が11.6%の順となった。非接触決済で最も多かったのは「楽天Edy」で9.1%だった。

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スマホ決済1回あたりに抵抗なく使える金額は「10,000円未満」が7割を超える
「どんな金額でも抵抗がない」のは15.6%

続いて、スマホ決済利用者(n=6,083)に、スマホ決済1回あたりに抵抗なく使える金額はいくらか聞いてみると、10,000円未満という回答が7割を超えた。最も多い回答は「1,000円~3,000円未満」で26.1%となり、「どんな金額でも抵抗はない」という回答は15.2%だった。

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これを、スマホ決済利用者で、QRコード決済をメインで利用していると回答した人(n=4,356)と非接触決済をメインで利用していると回答した人(n=1,727)に分けて集計してみると、QRコード決済利用者のほうが少額を選んでおり、非接触決済は「どんな金額でも抵抗はない」という回答がQRコード決済利用者よりも多い結果となった。

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3,000円以上の支払いに抵抗を感じると回答した人(n=2,752)に対して、なぜ抵抗を感じるのか聞いたところ(複数回答可)、「使いすぎてしまいそう」、「残高に3,000円以上チャージしていない」、「お金の管理がしにくい」など使いすぎや管理方法を気にする意見がある中で、「カード番号など、個人情報が流出してしまうのではないか」というセキュリティに不安を覚える声も10%を超えた。

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非接触決済はQRコード決済より利用頻度が高い
「2~3日に1回以上」と回答したのはQRコード決済27.7%、非接触決済33.7%

続いて、スマホ決済を利用している人に利用頻度を聞いたところ、「2~3日に1回以上」と回答したのはQRコード決済利用者で27.7%、タッチ式・非接触決済利用者で33.7%と、タッチ式・非接触決済の方が利用頻度が高いことがわかった。

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普段財布に入れている金額は「5,000円~10,000円未満」が最多
スマホ決済未利用者のほうが「自分がどれくらいの現金を持ち歩いているかわからない」

続いて、普段、財布に現金をいくら入れているのか聞いたところ、最も多いのは「5,000円~10,000円未満」となった。これをスマホ決済利用者と未利用者で見てみると、「自分がどれくらいの現金を持ち歩いているかわからない」という回答はスマホ決済未利用者のほうが高い結果となった。

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スマホ決済をよく利用する場所は「コンビニ」「ドラッグストア」「スーパー」
スマホ決済を使いたいと思われているのは「コンビニ」「スーパー」「ドラッグストア」

スマホ決済利用者に普段利用している場所について聞いたところ(複数回答可)、「コンビニエンスストア」が76.9%でトップ、次いで「ドラッグストア」45.9%、「スーパー」28.6%となった。

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続いて、スマホ決済の利用経験に関わらず、スマホ決済を利用したいと思う場所について聞いたところ(複数回答可)、トップは「コンビニエンスストア」で37.4%、次いで「スーパー」が27.9%、「ドラッグストア」が23.8%となった。

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※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
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注意事項


※こちらの調査情報は、調査実施者であるMMD研究所との提携により掲載しております。
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※データの利用、引用可否、調査データのついてのお問い合わせはMMD研究所まで必ずご連絡ください。

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