動画制作において全て自社で実施しているのは27%！年間におけるプロモーション動画制作本数は？

動画マーケティングのコンサルティングを行う株式会社プルークスが動画制作の“今”を把握するため、2024年3月に「BtoB動画制作実態調査2024」を実施。「企業活動編」と「担当者の本音編」の全二編構成となっており、第一弾では動画制作における事業や企業活動の実態調査についての調査を行った。

調査結果のポイント

• 動画制作において全て自社で行っているのは27%
• 年間におけるプロモーション動画制作は「4本以上」が約25%と最多
• 制作した動画の映像表現では「実写」が全体の約7割と最多
• プロモーション動画に最も期待されていることは認知獲得！
• 動画制作における生成AIの利用は過半数が対応未定！？

Q.商品／サービスのプロモーション動画制作は自社で行っていますか？外部に依頼（一部でも）されていますか？外部に依頼している項目を選択してください（複数選択可）

動画制作において全て自社で行っているのは27%

同調査では、BtoB企業においてプロモーション動画制作に携わる方向けアンケートを実施。動画制作において全て自社で行っているのは全体の約3割という結果となった。

また、外部に委託している内容としては「企画案（41.6%）」、「撮影（39%）」、「編集（32.1%）」がTOP3となっており、企画案の作成や実際の撮影を外部に委託している企業が多いことがわかった。

Q.年間どれくらいの、商品／サービスのプロモーション動画の制作を行っていますか？※会社全体でどれくらい行っているかについてお答えください。

年間におけるプロモーション動画制作は「4本以上」が約25%と最多

年間で制作するプロモーション動画の本数について聞いたところ、4本以上制作するという回答が全体の約25%を占める結果になった。複数訴求のクリエイティブを制作したり、尺違いのクリエイティブを制作したりしていることが起因していると考えられる。

Q.どんな映像表現の商品／サービスのプロモーション動画を制作した経験がありますか？ （複数選択可）

制作した動画の映像表現では「実写」が全体の約7割と最多

動画の映像表現としては「実写」が約72%と最多となっており、次いで「静止画（46.7%）」、「アニメーション（28.9%）」、「CG、3DCG(23.9%)」という結果となった。まず制作する動画としては実写から制作を始める企業が多いようであることがわかる。

Q.商品／サービスのプロモーション動画に期待していることはなんでしょうか？ （複数選択可）

プロモーション動画に最も期待されていることは認知獲得！

商品／サービスのプロモーション動画に期待していることを聞いたところ、「認知獲得（66.5%）」が最も高い割合を占め、「ブランドイメージの向上（60.8%）」「理解促進（54.3%）」が次いで多い結果となった。潜在層へのアプローチによる認知獲得や自社が確立したいブランドイメージの向上の際に動画制作をする企業が多いと考えられる。

Q.商品／サービスのプロモーション動画制作に、今後生成AIを取り入れていく予定はありますか？最も近いものをお選びください

動画制作における生成AIの利用は過半数が対応未定！？

動画制作において今後生成AIを取り入れていく予定があるかを聞いたところ、過半数以上が生成AIの今後の活用については実施未定と回答した。また、すでに取り入れている/取り組んでいると回答した方は全体の12%となっており、生成AIの積極的な活用にはまだ時間がかかりそうだとわかった。

【調査概要】

調査対象：BtoB企業においてプロモーション動画制作に携わる方
調査期間：2024年3月19日（火）～2024年3月21日（木）
調査方法：インターネット調査
モニター提供元：インテージ
有効回答数：418

※同調査では、全16問のアンケートに回答をしていただいております。今回は一部抜粋でリリースしておりますため、全回答結果について知りたい方は当社までお問い合わせくださいませ。

関連リンク

●株式会社プルークス
●動画マーケティング会社”プルークス”が全二編の『BtoB動画制作実態調査2024』を公開！（第一弾：企業活動編）