Micoworks、LINE公式アカウントでのレコメンデーション・メッセージ機能の開発に向けてCriteoと実証実験の実施に合意
2023.03.22
2023.03.22
SNSマーケティング支援を行うMicoworks株式会社は、LINE公式アカウント上で配信できるレコメンデーション・メッセージ機能の開発に向けて、コマースメディア・プラットフォームを提供するグローバル企業 Criteoと実証実験の実施に合意したことを発表いたします。
当社が提供する「MicoCloud(ミコクラウド)」は、LINE公式アカウントの機能を拡張し、企業と生活者間のコミュニケーションを最適化するプラットフォームです。本合意により、CriteoのAI技術と膨大な購買データを活用してLINE公式アカウントのユーザーの興味関心を分析し、ユーザーごとにパーソナライズされた最適なレコメンデーション・メッセージをLINE公式アカウント上で配信できる機能の技術的な開発を視野に協力してまいります。これにより、高度にパーソナライズされたコミュニケーションを実現し、企業やブランドのコンバージョンや売上をより高めることが可能となります。
実証実験実施の合意に至る背景
世界的なインフレの波が消費者の購買行動の変化を加速させる中、よりパーソナライズされたコミュニケーションで消費者との関係を強化していくことがますます重要になってきています。そのような中で、顧客のニーズを分析し、関連性が高いメッセージ配信を可能とするCRM(顧客管理)を活用したマーケティング施策が見直されており、国内のCRMアプリケーション市場は2021年から26年の年平均成長率10.0%で推移し、2026年には2,917億9,000万円になる見通しで、市場ポテンシャルが高いことがうかがえます。デジタルマーケティングのなかでも、LINE公式アカウントを活用したコミュニケーション施策をより強化したいというニーズがさらに増えてきています。
今回Criteoとの協力により、Criteoの膨大な購買データを活用することで、LINE公式アカウントを活用したコミュニケーションの中で、パーソナライズされたレコメンデーション・メッセージを配信することができます。これにより、企業やブランドはユーザーとの関係を強化し、コンバージョンや売上に繋げることが可能となります。
Criteo北アジア地域最高責任者 兼 日本代表取締役グレース・フロム氏からのコメント
Criteoの強みである高度なAIと膨大な購買データが、ブランドや企業の皆様によるLINEを活用したデジタルマーケティングに貢献し、関連性の高い価値あるコンテンツをお届けすることによって消費者の皆様にもよりよい体験を提供できるよう、この度の新たな取り組みに大変期待しています。今後もCriteoは自社の技術を市場のニーズに合わせて柔軟に提供し、デジタルマーケティングを総合的に支援できるよう貢献して参ります。
Micoworks株式会社取締役COO 八重樫健からのコメント
生活者のニーズは急速に多様化しており、『顧客育成』が非常に重要なテーマになっています。また、B2Cの企業での『顧客育成』においては、生活者の方々に最も多く利用されているLINE*を始めとするSNSを最適に活用することが重要です。この度のCriteo社との技術連携により、多種多様な商材を提供されている企業において、お客さま一人ひとりに最適な商材・サービスをLINE内でコミュニケーションすることが可能になります。この取り組みを通じて、Micoworksのミッションである『Empower every brand for the better future』の世界にまた一歩近づけることを確信しております。
*出典:総務省情報通信政策研究所「令和3年版 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」
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