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P&G、消費者の広告体験の向上を目指し、他の企業と協力しUnified ID 2.0を支援

時計2022.09.15

更新2022.09.15

The Trade Desk

世界最大の広告主の1つであるプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は、The Trade Deskが主導するプライバシーに配慮したIDフレームワークであるUnified ID 2.0(UID 2.0)への支持を表明しました。

P&Gの上級役員であるEric Austin氏は以下のように述べています。
「P&Gは、米国の消費者の広告体験を向上させるために設計されたUnified ID 2.0のような新しいソリューションをサポートしています。広告主やパブリッシャーは、プライバシーにおいて基準を高めることができる消費者中心のアイデンティティ・ソリューションを必要としています。」

消費財リーディングカンパニーであるP&Gは、ブランド、代理店、ストリーミング・プラットフォーム、パブリッシャー、アドテク・サプライヤーといった広告業界の関係者と共に、UID 2.0の支援と導入に取り組んでいます。これらの企業は、消費者のプライバシーのコントロールを改善するために、サードパーティCookieに代わる新しいアプローチを導入しようとしています。
ここ数カ月で、Disney、Albertsons、Vox Media、アマゾン ウェブ サービス(AWS)が、このIDフレームワークとのインテグレーションを発表しています。

UID 2.0は、ユーザーへの透明性とプライバシーコントロール、柔軟性、相互運用性を提供することで、
オープンインターネットにおいて新しい ID フレームワークを提供することを目的としています。
世界中で消費者のプライバシーが重視されるようになり、コネクテッドTVやモバイルアプリなど、
普及が進むデジタルチャネルではCookieはほとんど意味をなさないため、Cookieに代わる代替ソリューションが必要になっています。
UID 2.0では、識別子はソルト化し、ハッシュ化したEメールアドレスから作成し、定期的に再生成してセキュリティを強化するとともに、データの共有方法について消費者がよりコントロール可能にすることを目的としています。

The Trade Deskの共同設立者兼CEOであるJeff Greenは次のように述べています。
「P&Gは、デジタルマーケティング業界を前進させる力を持ち続けています。P&Gは、広告主やパブリッシャーのために広告価値を維持し、消費者がコントロールできる新しいIDソリューションを開発するために、業界として協力する必要があることを認識しています。」

関連リンク

The Trade Desk Japan K.K.
P&G joins others in supporting Unified ID 2.0 to help improve the consumer ad experience

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