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改善点は「もっと速く・もっと正確に」──マーケターが望む情報収集の未来像

時計2025.09.29

更新2025.09.29

改善点は「もっと速く・もっと正確に」──マーケターが望む情報収集の未来像

「時間がかかる」「欲しい切り口が得られない」…既存リサーチの課題から見えた、スピードと精度を両立する情報収集の新常識

マーケティング活動において「意思決定を誤る」ことは、企業にとって大きな損失につながります。
では、現場のマーケターたちは日々どのように情報収集を行い、どんな課題に直面しているのでしょうか。

そこで今回、株式会社PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)は、従業員50名以上の企業に勤めるマーケティング担当者・企画職・経営層を対象に「情報収集と意思決定に関する調査」を実施しました。

その結果から浮かび上がったのは「情報は集めているのに、意思決定には結びつきにくい」という現場のリアルでした。

本記事では調査内容を一部抜粋し、ご紹介しております。
全ての調査結果については資料にて公開しておりますので、ぜひダウンロードしてお役立てください。

▼【無料DL】「情報収集と意思決定」に関する実態調査
https://www.prizma-link.com/press/whitepaper/form/whitepaper106


8割以上が「誤った意思決定」を経験──背景に“情報不足”の影

調査の結果、「情報が不十分で誤った意思決定をしたことがある」と答えた人は合わせて80%以上に上りました。

これは、マーケターの大半が「データ不足」を原因とする失敗を経験していることを意味します。

セルフリサーチ未経験者では「誤った意思決定の経験がない」と答える割合が比較的高い結果となりました
出典元:株式会社PRIZMA

一方で、セルフリサーチ未経験者では「誤った意思決定の経験がない」と答える割合が比較的高い結果となりました。 しかしこれは、実際に失敗をしていないというよりも、「自分の判断の誤りを認識できていない」可能性を示唆しています。

言い換えれば、市場で目にした情報を「正しい」と受け止め、都合の良いデータを拠り所に意思決定を進めてしまっているケースもあるかもしれません。
その結果、間違った前提でプロジェクトが動き出すリスクをはらんでいると言えるでしょう。

誤った意思決定は、商品企画の方向性やキャンペーンの実施可否、予算配分などに直結します。マーケティング担当者が日常的に直面する「情報不足」は、想像以上に組織の成果を左右していると言えるでしょう。

7割以上が週1回以上リサーチ──情報収集は“習慣化”の時代に

次に、情報収集の頻度について尋ねたところ、セルフリサーチを実施したことのある企業では、実に7割以上が「週1回以上」と回答しました。
そのうち「毎日行う」と答えた人も少なくなく、マーケターにとって情報収集はもはや単発ではなく日常業務に組み込まれていることが明らかになりました。

情報収集の頻度
出典元:株式会社PRIZMA

リサーチが習慣化している背景には、マーケティング活動のスピード化があります。
競合調査、顧客動向、トレンド把握など、日々変化する市場環境に対応するためには「定点観測的な情報収集」が欠かせません。

ただし、調査が増える一方で「本当に必要な角度の情報が手に入らない」という課題も強く意識されており、次項で紹介する既存リサーチの課題につながっています。

既存リサーチの最大の課題は“時間”と“角度不足”

既存の情報収集方法に関する課題を聞いた設問では、最も多かった回答が 「探しているデータと完全一致ではない」、次いで多かったのが 「情報が古いことがある」 でした。

既存の情報収集方法に関する課題
出典元:株式会社PRIZMA

つまり、マーケターの多くは「情報はあるけれど、自分の意思決定にそのまま活かせない」と感じているのです。
例えば、業界レポートや公開資料は網羅性は高いものの「自社の状況に当てはめづらい」、またネット検索では「断片的で信頼性に欠ける」といった不満が挙がります。

時間をかけても精度の高い判断につながらない。
こうした「努力と成果の乖離」が、現場のマーケターにとって深刻なボトルネックとなっています。

改善ニーズは「スピード」と「正確性」──求められるのは即応できる仕組み

では、マーケターが改善したいと思う点は何でしょうか。
設問では、「短時間で正確な情報を得たい」「外部の信頼できるデータを使いたい」 が上位を占めました。

マーケターが改善したいと思う点
出典元:株式会社PRIZMA

これはまさに「スピードと精度の両立」への強いニーズを反映しています。
競争環境が激化する中で、データを手にするタイミングが意思決定の質を左右するのは言うまでもありません。
情報が1か月遅れるだけで市場は変化してしまい、意思決定の前提が揺らぐことすらあるのです。

そのため、今マーケターに求められているのは「即座に使える情報」を得られる仕組み。
従来の大規模調査や既存データの参照だけでなく、必要なときに自らデータを取りに行ける“セルフリサーチ”という手段が注目される理由もここにあります。


【まとめ】意思決定を変えるのは「スピード×精度」の新常識

今回の調査からは、

  • 8割以上のマーケターが誤った意思決定を経験している
  • 7割以上が週1回以上リサーチを行い、情報収集は習慣化している
  • 最大の課題は「時間」と「欲しい角度の不足」であり、改善ニーズは「スピードと正確性」に集中している

という実態が明らかになりました。

マーケターが抱える最大のジレンマは「情報は集めているのに、正しい意思決定につながらない」という点にあります。
だからこそ、今後は迅速に、かつ正確に意思決定を支える情報収集の仕組みが不可欠です。

市場や顧客の変化が加速する今、「情報を集めること」そのものではなく、「意思決定に直結するデータをどれだけ早く手にできるか」が、企業の競争力を大きく左右すると言えるでしょう。

本記事では調査内容を一部抜粋し、ご紹介しております。

全ての調査結果については資料にて公開しておりますので、ぜひダウンロードしてお役立てください。

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【サクリサ】サクッと簡単、無料でリサーチ

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調査では「情報収集の目的」として、約7割が「企画立案や戦略設計の根拠づくり」、約6割が「市場動向の把握」と回答しました。

しかし実際には、「時間がかかる」「信頼できる情報が見つからない」といった課題から、必要なリサーチを十分に行えていないケースも少なくありません。

サクリサは、そうした課題を解消するために開発されたセルフリサーチサービスです。

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調査概要 

【調査テーマ】「情報収集と意思決定」に関する実態調査
【調査期間】2025年8月22日(金)~8月25日(月)
【調査方法】PRIZMAが提供する調査PR「PRIZMA」(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査対象】従業員50名以上の企業のマーケティング担当者、企画職、事業責任者、経営層
【調査人数】262名/258名
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ

調査設問

Q1. 業務の中で情報収集、リサーチをする目的について教えてください
Q2. 業務の中で「情報収集(リサーチ)」を行う頻度を教えてください
Q3. 主にどのような手段で情報収集(リサーチ)を行っていますか?
Q4. 既存の情報(リサーチ)の方法について、どのような課題を感じていますか?
Q5. 情報が不十分で誤った意思決定をしてしまったことはありますか?
Q6. あなたが業務上で意思決定する際、最も重視している根拠は何ですか?
Q7. マーケティングや企画立案等の業務推進において「データに基づいた意思決定」はどの程度重要だと感じていますか?
Q8. アンケート調査を実施する際に負担に感じることは何ですか?
Q9. 情報収集(リサーチ)や意思決定に関する業務において、改善したいと思う点を教えてください
Q10.自身で調査設計書を作成して、5分でアンケートを回収できる仕組みがあれば、利用したいと思いますか? 

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。以下に、調査結果の一部を紹介いたします。

本プレスリリースの転載ではなく、記事内容/グラフ/データなどを引用される際は、必ず下記リンクを出典元としてご記載いただくよう何卒ご協力お願い申し上げます。
https://www.prizma-link.com/press/whitepaper/form/whitepaper106

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