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「視線データを用いたマーケティングリサーチの品質向上」検証結果のお知らせ(第二弾)

時計2024.06.10

更新2024.06.10

「視線データを用いたマーケティングリサーチの品質向上」検証結果のお知らせ(第二弾)

株式会社ネオマーケティングとヴィアゲート株式会社は、両社のクライアント企業に対し、高品質なマーケティングリサーチを提供することを目的に、ネオマーケティングの調査データ分析ナレッジとヴィアゲートの生体データ(視線データ)計測技術を活用した検証を行いました。
UIUXインタビューにおける検証結果がまとまりましたので、お知らせいたします。

調査概要

対象者:30-50代男女
 サンプルサイズ:3
 調査手法:オフラインデプスインタビュー
 調査期間:2024年5月10日(金)

検証の概要

UIUX調査として弊社HP上の指定するコラムを探すというタスクを与え、タスク完了までの生体データ(視線)を測定し、タスク実行中後のインタビューの回答内容と視線の関係性を確認。視線と行動・発言の関連性を検証しました。

●実施内容
・タスク実行中の視線の動きを計測/録画
・タスク実行後にインタビュー
・インタビュー後に視線の録画データを見ながら再度インタビュー

●計測データ
・視線の動き(※)
・画面タップ

検証結果

●タスク
・弊社ホームページから、「コンセプト調査」のコラムをみつけてもらう。「」が視線

弊社ホームページから、「コンセプト調査」のコラムをみつけてもらう。「+」が視線

●視線データの価値を再認識
・視線とタップ状況付きの録画データを見るだけで、重要な洞察が得られる。

・視線の録画データがあることで、無意識の行動や本音を引き出す手助けになる。

●主な成果
インタビューの効果:
・視線録画をみない状態でのヒアリングだけでは気づけない部分もある。
・被験者が視線録画を見ながら回答することで、行動と言動の矛盾や新たな気付きを得ることができる。

具体的な行動の観察:
・被験者が検索窓を見たかどうかが明確にわかった。
・検索結果ページでは、被験者がタイトルのみを見ており、本文を見ていないことが確認された。

振り返りと共有の効果:
・視線の録画データがあることによってデブリーフィングで新たな気づきが得られる。
・視線、タップの録画データがあることで、どこを見てどう操作したのかが分かるため、
 インタビューに参加できなかったお客様にも対象者の動きが伝わりやすい。

今後の展望

視線計測はコストがかかるためやりたくてもできないことも多く、オフラインに限られるという点も活用の大きなハードルとなっていました。今回の検証を経てオンラインインタビューで視線を用いたUIUX調査(インタビュー)の可能性を見出しました。マーケティングリサーチの飛躍的な品質向上・価値向上を目指すため、引き続き、ネットリサーチ・インタビューでの生態データ(視線)の最適な活用方法を検証して参ります。

今後の展望

(※)視線の動きの確からしさイメージ

関連リンク

ヴィアゲート株式会社
「視線データを用いたマーケティングリサーチの品質向上」検証結果のお知らせ(第二弾)

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