オプト、早稲田大学内田研究室と産学連携プロジェクトを開始。数理統計や機械学習により、広告の費用対効果向上を実現
2019.08.28
2019.08.28
デジタルシフトをリードするイノベーションエージェンシー株式会社オプト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:金澤 大輔、以下オプト)のData Intelligence Team(※1)は、広告の費用対効果の向上を目指すため、早稲田大学 基幹理工学部 情報理工学科 内田研究室(教授:内田 真人、以下内田研究室)(※2)との産学連携において、デジタル広告における予算シミュレーションおよびアロケーションの精度向上をテーマに共同研究を開始いたしました。
オプトでは AlloSim という独自の広告予算アロケーション・シミュレーションツールを開発し、広告主ごとの広告配信実績を基にした分析を行っていましたが、広告主によっては実績データが足らず、値の欠損や不均衡が発生し、その予測精度は十分といえるものではありませんでした。
今回、数理的な情報処理の研究に強みを持つ内田研究室との共同研究では、機械学習や数理統計によりデータの値の欠損や不均衡を補い、広告予算アロケーション・シミュレーションができる環境を整備することを目的に取り組んでまいります。
これにより、多様な配信実績から高精度な広告予算アロケーション・シミュレーションを作成でき、様々な広告主様に対して、よりスピーディに精度の高い広告予算配分の提案が可能になることを目指します。
今後もオプトでは、テクノロジーの変化に素早く対応し、「AlloSim」を始めとした独自ツールを開発・活用し、企業のマーケティング活動におけるデジタルパートナーとして、広告効果最大化のための企画および提案を行ってまいります。
※1 Data Intelligence Teamについて
オプトのエンジニア組織「Opt Technologies」のAI系のR&Dチームです。実際にマーケティングの現場で使われるAIを追求しており、広告主様のマーケティングやプロモーションに役立つAIの研究開発やデータ分析に日々取り組んでいます。
※2 早稲田大学 基幹理工学部 情報理工学科 内田研究室
データ分析技術に関する理論基盤の構築や実践的応用に関する研究に取り組んでいます。分析の対象は多岐にわたっており、セキュリティ、ネットワーク、バイオ、Eコマースなどへの応用について、機械学習や数理統計を用いた研究を進めています。
https://uchida-lab.jp/
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