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クロスロケーションズ、位置情報・人流データを活用したCRM施策が可能となる「ロケーションCRM広告」サービスの提供を開始

時計2021.12.20

更新2022.04.30

クロスロケーションズ、ロケーションCRM広告

特定地点(店舗、ランドマークなど)への来訪を記録・蓄積して潜在顧客データベースを構築し、広告配信・効果測定が可能に

クロスロケーションズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小尾一介)は独自開発した位置情報ビッグデータ解析エンジン「Location Engine™」の位置情報ビッグデータに含まれる広告IDのデバイス・ロケーションデータと特定地点・エリア(POI: Point of Interest)への来訪を結びつけて分析する機能を応用して、個別企業・広告主の要望に応じて特定POIに訪問したIDを蓄積するデータベース(「ロケーションCRMデータベース」)を構築し、この「ロケーションCRMデータベース」に蓄積したIDを対象としたスマホ広告配信を行う「ロケーションCRM広告」サービスの提供を開始します。

クロスロケーションズ、ロケーションCRMデータベース概念図
ロケーションCRMデータベース概念図

企業を取り巻く市場環境

コロナ禍で消費者の行動が大きく変化し、マスメディアの情報よりも、オンライン情報、スマホ情報、ソーシャル情報の拡大により消費者の行動が変容しています。
多くの企業では潜在顧客との様々なタッチポイント構築を実施している一方、ユーザーがリアルな行動の現場でどのように『行動』したかについては掴みきれていない状況が存在します。

環境変化によって起こった企業の課題

従来のCRM(Customer Relationship Management) の手法では下記のような課題が山積しています

  • 潜在顧客に効率的にリーチできない、メッセージを送れない。(オンラインでも個人情報についての意識の高まりによりクッキーなどの利用が制限されているように、リアルでのマーケティングにおいても課題感が存在する)
  • 顧客の行動をベースにした潜在・顕在ニーズが十分に把握できない。
  • 自社CRMデータベース/ CDPでは自社顧客のデータは把握できても、その周辺の膨大な潜在顧客の動向は把握できない。

『ロケーションCRMデータベース』によって解決

本サービスは、昨今様々に取り組まれている単発の位置情報広告配信の仕組みとは一線を画す新サービスです。
クロスロケーションズはコロナ禍の前より、渦中の過去3年間に渡り国内の膨大な人流データを蓄積しており、現在も日々更新しています。
更にこの人流データと国内400万か所の特定のエリアや施設・地点を結びつけて分析できるAI技術による数理処理エンジンである “Location Engine” を開発・運用しています。

「ロケーションCRMデータベース」は『特定の場所(POI)』を起点に、過去にそこを訪れたことのあるユーザーや実勢商圏の推定居住者、競合に訪問している消費者のIDを「個人情報」を除いた形式で把握し、日々更新・蓄積するものです。企業はこのデータベースの保有により、自社顧客だけではないIDを含んだCRM情報資産データベースとして様々なCRM施策、マーケティング施策に活用することが可能となります。

更にクロスロケーションズでは「ロケーションCRMデータベース」に蓄積したIDを対象に、自社開発・運用する「Location Marketing Platform」により位置情報広告配信を行い、広告配信後の来店計測も含めた立体的なスマホ広告キャンペーンの実施を提供いたします。

位置情報に顧客消費者のリアルな人流データを貯める仕組みとは?

クロスロケーションズにて過去実施してきた位置情報広告のノウハウを応用し、コロナ禍の“新しい行動様式”による消費者行動・商圏変化を位置情報ビッグデータで把握し『その場所』に訪れたことのあるユーザーや実勢商圏の推定居住者、競合に訪問している個人情報を含まないユーザー情報を、『ロケーションデータ』を、継続して外部のオーディエンスデータとして保管しつづけることにより、自社では構築できない外部CRM資産情報データベースとして業種・業態ごとのさまざまな自社CRM会員の増加に役立てることができる仕組みです。

クロスロケーションズ、ロケーションCRMデータベース
ロケーションCRMデータベース概念図

クロスロケーションズでは、既に国内400万か所の位置情報データを保持しています。そして、弊社が保有する広告配信の仕組みを自社独自の位置情報プラットフォームと紐づける独自の配信技術を持っており、今までの位置情報広告配信ノウハウを応用することで『かつてその場所に訪れた人々』『現在その場所に訪れている人々』それぞれのデータをリアルタイムで把握することが可能です。
その際のオーディエンスデータはクロスロケーションズ側で保持し続け、新規潜在顧客として貯めることができます。

本サービス利用により想定される効果

  • 『人流データ』の新しいデータ蓄積とさまざまなタッチポイントからの位置情報データを活用することによりアクセスを増加させ、クッキー規制などに対応した新しい潜在顧客データベースを構築!
  • 自社実店舗、またはスーパー、コンビニ、学習塾などのサービス、メーカーのブランドに関係性の深い場所にいるオーディエンスへの継続的なリーチによる会員化!
  • 競合や自社店舗への訪問率などを意識したオーディエンス構築とコミュニケーションによる離反防止や潜在優良顧客のタッチポイント増加!
  • 蓄積したデータのエンゲージメント回数の管理によるオーディエンスデータのCRM管理やアンケートなどの実施によるインサイト把握!

位置情報・人流データをクッキーのように外部潜在顧客データとして活用

オンラインでのクッキー情報取り扱い制限により、さまざまなオーディエンスを活用した施策が取りにくい事情も加速してまいりました。本サービスは許諾済のユーザー位置情報データを元にオーディエンスデータを作成しているため、販促担当者は、以前その場所に訪れたことのあるユーザーへのアプローチを実施したり、『Aブランド店舗』に訪れたことがあるユーザーと『Bブランド店舗』に訪れたことがあるユーザーの相関性を検証し、似たような属性の顧客を束ねてユーザーアプローチを実施することができます。

広くCMやチラシをばらまくだけではない、位置情報の履歴情報(ヒストリカルデータ)を効率的に活用することができるようになります。

ロケーションCRM広告配信サービス活用メリット

  • オンラインでのブラウザのクッキーのように、その場所に貯まるデータを活用して擬似CRMデータベースを構築できる
  • インフラ投資がいらない
  • 会員化のためのキャンペーンROIを長期的に追跡可能
  • 実際に行動したユーザーの行動として顧客のインサイトを直接把握できる
  • データプロバイダーから買うより小ロット、安価にデータを購入できる

「ロケーションCRM広告」実施費用

サービス名ロケーションCRM広告
ロケーションCRMデータベース構築・更新費用月額基本料金:20万円/月特定地点(POI)200カ所の設定費用 + IDデータ抽出費用 + データ蓄積システム費用IDデータは日次更新拡大され、都度の広告キャンペーンにて使用されます。(広告キャンペーンごとのデータ利用課金はありません)
参照過去データ期間1年間
課金アカウント単位1企業/1アカウント
広告配信料キャンペーンの配信ボリューム
従量制(最低出稿金額50万円/回)


さまざまなメリットが考えられます。まずはお問い合わせにご連絡ください。
 https://www.x-locations.com/contact/

当社のデータの取り扱いについては下記のリンクをご覧ください
https://www.x-locations.com/news/20200624/

今後もクロスロケーションズは、位置情報データ、人流データを活用した分析プラットフォームおよびマーケティングサービスの開発と提供を通じて、企業が直面する多様な消費者ニーズや市場環境の変化への対応と事業拡大をサポートしてまいります。

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クロスロケーションズ株式会社
位置情報・人流データによって潜在顧客との継続的なCRM施策が可能となる新サービス「ロケーションCRM広告」を提供開始

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