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HAKUHODO Blockchain Initiative、生活者参加型プロモーションサービス「CollectableAD(コレクタブル・アド)」をユナイテッド、Yuanbenと共同開発 ~

時計2019.02.01

更新2019.02.01

2019年1月31日、株式会社博報堂が発足した「HAKUHODO Blockchain Initiative」(博報堂ブロックチェーン・イニシアティブ)は、ブロックチェーン技術を活用し、生活者がデジタル広告を集めると企業から特典を受けられる、生活者参加型の新しいプロモーションサービス「CollectableAD(コレクタブル・アド)」を、ユナイテッド株式会社およびShanghai Qi Yin Information Technology co., Ltd(代表取締役社長:呉鵬)と共同開発したと発表しました。

概要

共同開発の背景

近年、ブロックチェーン技術の発展により、生活者が発信する情報の信頼性が担保されるようになった。それによりトークンコミュニティ(※1)が登場し、共通の価値観を持った生活者がトークンを介して価値交換できるような「コミュニティ」を形成する様々なサービスが生み出されている。

生活者一人ひとりがこれまで以上に発信・行動する主体となり、社会に価値を作り出す「生活者主導社会」になっていく中で、マーケティング領域においても、企業と生活者のエンゲージメントを高めるため、生活者も主体的に参加し楽しめる新たなプロモーション手法がより効果的であるといえる。

CollectableADについて

「CollectableAD」は、デジタルアセットの所有権を安全かつ迅速に移転できるブロックチェーン技術の特徴を応用した、生活者参加型の新しいプロモーションサービス。

これまで情報としてオンラインメディアや企業のサイトに掲出されていたデジタル広告をデジタルアセット化することで、生活者がデジタル広告をトレーデングカードのように集めたり、ユーザー同士で交換したりしながら、決められた一式を揃えると、企業から商品やサービスなどの特典を受けることができる。

「CollectableAD」を使ったプロモーションを通じて、生活者は企業から情報を受け取るだけでなく、自ら参加して能動的に楽しむことができるようになるようだ。

図1:「CollectableAD」イメージ図
図1:「CollectableAD」イメージ図

今後について

2018年9月、博報堂は「HAKUHODO Blockchain Initiative」を発足し、マーケティング領域におけるブロックチェーン技術の活用によるソリューション開発を進めている。

今後HAKUHODO Blockchain Initiativeは、社外パートナーとして、ブロックチェーンの技術企業やシステム・サービス開発企業、トークン設計コンサルティング企業などと連携し、生活者が主役となる「生活者主導社会」の実現に向け、企業と生活者の間に双方向の新たな関係を築く支援をしていくとコメントしました。

※1:「トークンコミュニティ」
ブロックチェーン技術で実装されたトークンを使って、共通の価値観をもった不特定多数の生活者が活発に価値交換を行うコミュニティのこと。

詳細は関連リンクよりご確認ください。

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