ニュース・WEB広告・ツール・事例・ノウハウまで
デジタルマーケティングの今を届けるWEBメディア

youtube
feed

ドコモ、店舗内の来店者属性・行動特性を可視化し小売りのDXを推進

時計2021.12.24

更新2022.04.29

店舗内の来店者属性・行動特性を可視化し小売りの DX を推進

属性認識カメラと購買データによる効果的な分析が可能に

株式会社NTTド コモ は、小売OMO※1 領域のソリ ュ ーシ ョ ン開 発の一環とし て 、ゼビオ株式会社(以下、ゼビオ)の「スーパースポーツゼビオ」4店舗※2 において、店舗内の来店者の 属性、行動特性や、オフライン広告の効果を可視化しマーケティング施策の改善につなげる取り組み(以下、本取り組み)を、2021年12月23日(木)から開始します。
新型コロナウイルスの流行や、ECの台頭を機に、小売業界にはDX化やIT化が求められています。 WEB広告や ECサイトなどのオンライン施策とは異なり、店舗での販売促進活動などのオフライン施策については「効果の見えづらさ」を課題として挙げる声も多くあります。本取り組みは、その課題解決に つながるものです。
本取り組みでは、「スーパースポーツゼビオ」4 店舗に属性認識カメラとサイネージを活用した 特殊販促棚を設置し、サイネージで放映される広告の視聴から棚に陳列された商品の購入までの 来店・購入者属性および行動特性を把握、分析します。特殊販売棚に用いる属性認識カメラは、 株式会社ニーリー(以下、ニーリー)が提供するもので、ニーリー独自のAI技術を活用し、サイネージ広告を視聴した人の人数、性別、推定年齢などを、マスクの有無に関わらず取得できます※3。カメラ画像をもとにした属性解析データと、デジタルサイネージの広告配信履歴に、店舗のPOSデータを突き合わせることで、どの広告が、どの層に視聴され、結果どう売上につながったかを分析することが可能になります。これらの分析をドコモが保有する「d払い®」の利用データや趣味嗜好データなどを統計化したデータ※4 と掛け合わせることで、より効果的な分析や次の購買につながる情報を小売店やメーカーに提供することが期待できます。

<実施イメージ>

ドコモ、店舗内の来店者属性・行動特性を可視化し小売りの DX を推進

本取り組みの結果などをもとに、ドコモは解析データを活用したメーカーの商品開発やマーケティング施策、小売店における販促施策を支援するサービス開発に取り組みます。

※ 1 OMO とは、Online Merges with Offlineの略。オンライン(インターネット)とオフライン(リアル店舗)の境界線をなくして個々の顧客に最適なサービスを提供し、顧客体験の向上をめざすことを意味します。
※ 2 対象店舗は以下の4店舗です。
ス ーパースポーツゼビオ あすと長町店(宮城県仙台市)
スーパースポーツゼビオ 埼玉ららぽーと富士見店(埼玉県富士見市)
スーパースポーツゼビオ 川崎ルフロン店(神奈川県川崎市)
スーパースポーツゼビオ 東大阪菱江店(大阪府東大阪市)
※3 属性認識カメラの活用においては、カメラで撮影した映像・画像自体のデータは録画・保存せず、推定結果のみをデータとして保存するなど、IoT 推進コンソーシアム、経済産業省および総務省が定める「カメラ画像利活用ガイドブック Ver.2.0」や「センシングサイネージガイドライン」に沿いプライバシーに配慮した対応を実施しています。
※ 4 統計化したデータのため個人を特定できない形で分析を行ないます。またプライバシーポリシーに基づいた対応を行います。
※ 「d 払い」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。

関連リンク

株式会社NTTドコモ

当ウェブサイトでは、サイトの利便性向上を目的に、クッキーを使用しております。
詳細はプライバシーポリシーをご覧ください。また、サイト利用を継続することにより、クッキーの使用に同意するものとします。
同意する