JD.com、「越境EC体験センター」を中国・重慶市に開設、海外商品の購買を強力に後押し

中国市場を牽引するECサイト「京東商城(ジンドンしょうじょう)(JD.com)」を運営する中国・小売業No.1の大手EC&小売インフラカンパニー京東集団(ジンドンしゅうだん)は、2018年11月30日に重慶市に京東初となる「京東越境EC体験センター」をオープンしたことを12月10日に公表した。

サービス概要と今後

越境EC体験センターについて

この度オープンした「京東越境EC体験センター」は、京東の「ボーダーレスリテール」(=オンライン・オフラインの境界すらも越え快適に消費できる世界)の理念に基づき開設された、海外の商品を購入前に体験できる店舗だ。これまでオンラインで海外商品を購入する際には、写真と説明でしか情報が得られず、商品の良さが伝わりきらないという課題があった。「京東越境EC体験センター」では、世界各国の商品を数多く揃えており、海外商品を実際に手にとって体験することで、消費者は安心してオンライン上で商品を購入することができるという。また、中国の消費者にまだ知られていない海外商品を知ってもらうきっかけにも繋がるようだ。

今後の展望

今後、「京東越境EC体験センター」は上海市、広州市、寧波市、杭州市などの都市でオープンを予定している。

これまで国土が広い中国では、海外商品や新商品が海岸地域から内陸地域に配達されるまで2~3日かかっていた。京東物流では、約220以上の国と地域をカバーする約1,000の物流ネットワークを世界各国で保有しており、中国の消費者に世界各国の商品を届けている。現在では物流インフラの整備により、重慶市のような内陸地域でも海外商品や新商品をタイムラグなく届けることができるとのこと。

この度の「京東越境EC体験センター」設立は、京東物流のグローバル化に向けた新たな一歩となった。この小売モデルが各都市に広がり、京東物流が持つ先進技術と培われた経験を活かすことで、同社は世界の物流効率の向上に貢献できると考えている。

これからも京東は中国国内における「小売業者No.1」「物流網No.1」(※1)という強みを活かし、積極的なイノベーションを継続させながら、「ボーダーレスリテール(※2)」の実現に向けて技術発展を目指していくとコメントした。

※1:「JD.com Inc 1Q2018 Financial and Operational Highlights

※2・「ボーダーレスリテール」とは:
京東が提唱する、オンラインとオフライン(実店舗)、物流機能まで融合させたビジネスの総称です。消費者にいつでも・どこでも、オン・オフラインの境界線すらも越え快適に消費できる環境を提供する世界です。京東はこの「ボーダーレスリテール」を、小売業のあるべき姿と考え、そこに近づくためのサービスを提供している。京東劉CEOはこの「ボーダーレスリテール」ついて、「シーンは無限、貨物に国境は無く、人と企業の間にも壁はない」と話している。

関連リンク

JD.com 京東日本株式会社
中国と海外を繋ぐ「越境EC体験センター」を開設 リアルタッチポイントで海外商品の購買を後押し




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