【今さら聞けない!】インターネット広告の基本~純広告(予約型広告)~

今回は、「インターネット広告の種類」と題して純広告について詳しく説明してまいります。

純広告について

 

概要

純広告とは、特定の媒体の広告枠を買い切り、掲載する広告のメニューの総称です。掲載媒体と期間を選び、指定した広告枠に広告を掲載します。広告枠を予約して買い付けることから、予約型広告、枠売り広告とも呼ばれています。媒体内の目立つ場所に広告を掲載することで、高いブランディング効果を発揮します。
 

純広告の種類

純広告は、ディスプレイ広告で配信されます。

ディスプレイ広告
媒体やアプリなどの広告枠に表示される、画像・動画・テキスト形式の広告フォーマットのこと。多様化するインターネット広告の中で、最もベーシックな広告形式であり、現在でも高い人気があります。

バナー広告
媒体上の広告枠に画像形式で表示される広告です。画像をクリックすることで、任意のページ(LP)に誘導されます。非常に視認性が高く、幅広いユーザー層に対して商品・ブランドの認知を促すことにより、興味や関心を喚起させることができます。

図1:バナー広告の掲載例

テキスト広告
媒体上の広告枠にテキスト形式で表示される広告です。テキスト広告は、広告文面を作ればすぐに配信できるため、バナー広告と比べて手軽に広告を掲載できます。また、バナー広告よりも商品のセールスポイントを詳細に伝えられます。

ただし、テキスト広告はバナー広告よりも視認性が低い(=目立たない)です。テキスト広告を効果的に掲載するためには、広告文面をしっかりと考え、訴求力のあるテキストを作成することが重要です。

記事(タイアップ)広告
特定の媒体に編集記事のような形式で掲載される広告です。編集者の視点から商品の概要、使用した感想などを通常の編集記事のように紹介することで、読者には記事としての親和性を抱いたまま、自然に広告内容を理解させます。知名度の高い媒体に掲載した場合、「〇〇メディアに掲載された」というブランディング戦略にも活用できます。

記事ページは、大きく上層と下層に分かれています。深く読むほど商品・サービスへの認知・理解が促進され、効果的に次の行動を喚起させることができます。

図2:記事広告の掲載例

 

特徴

短期間で膨大なリーチを獲得できることから、商品・サービスの宣伝・認知拡大に最適です。広告枠は予約買付方式のため、出稿枠が埋ると掲載することはできません。

近年人気の運用型広告では、アドネットワークDSPを用いることで複数の媒体へ広告を配信でき、大量のトラフィックを確保できる利点を有します。しかし、運用型広告で使われるオーディエンスターゲティング(Cookieデータなどを用いる「個人」を対象とした広告配信)では、掲載媒体を特定することが難しいケースも多く、公序良俗に反する媒体などに掲載され、ブランドイメージが毀損する可能性(ブランドリスク)があります。

その点、純広告は広告枠と期間を指定して広告を配信するため、広告配信を通じたブランドリスクは低減します。(広告主自ら選んだ媒体=広告を掲載しても問題のない媒体)

広告を配信する際には、エリアやユーザーの年齢・性別を指定したり、時間帯別配信など様々なターゲティングを活用します。これらの機能により、特定のターゲットに対して効率よくブランディングを促進できます。販売形態は掲載保証や表示回数保証などより選択できます。なお、広告掲載後の媒体変更はできません。良い広告効果を出すためには、掲載前の媒体・原稿選定が重要です。

メリット
・非常に視認性が高く、短い期間でブランディングを強化できる
・媒体社との直接取引なので条件交渉などが行いやすい
・ネットワーク(ADNW、SSP)非加盟のプレミアムな媒体に配信できる

デメリット
・広告枠が目立つ媒体ほど費用が高額である(1ヶ月間の掲載で数十万円~数千万円)
・成果の有無にかかわらず費用が発生する
・掲載後の細かな広告運用はできないため、広告効果の改善を図ることが難しい
 

まとめ

純広告は、掲載期間や表示回数が保証され、視認性の高い広告枠をして配信することができる、ブランディングに最適な広告手法です。サービス・商品の理解や興味を喚起し、高いブランディング効果を実現します。また、リターゲティング広告リスティング広告などと併用することで、間接効果の獲得が期待できる優れた広告メニューです。

費用が高いことから、純広告を重視されていなかった方も、ぜひ純広告の積極的な活用を検討してみてはいかがでしょうか。




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